感想:アニメ「ばらかもん」第12話(最終回)「かえってきてうりしか」


 アニメ「ばらかもん」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「ばらかもん」公式サイト
http://www.barakamon.jp/

■原作(WEBコミック
http://www.ganganonline.com/comic/barakamon/

 BS日テレでの視聴です。

第12話(最終回) かえってきてうりしか


■あらすじ

 清舟は書展用の作品を納めたので、そろそろ島に帰ろうとするが、母親の猛烈な反対に合い、くじけそうに。しかも川藤も清舟を応援するどころか「東京でも書けるならこっちにいたほうが」と半田母に同調する始末。しかし、意外にも半田父が、自分も若い頃島に住んでいたと告白し、清舟の側につく。やがて半田母も、なるたちから清舟に届いた荷物を見て、清舟が慕われていることを感じ、ついに折れる。久しぶりに島に戻った清舟は、なるたちから熱烈歓迎を受ける。清舟の作品(なるたちの名前をブロック上に書き付けたもの)は一位どころか選外だったが、清舟は落ち込んでいなかった。最後は清舟がなるたちとちゃぶ台を囲んでご飯を食べてるシーンで〆。


■感想

 半田母が美人なのに行動が面白すぎる。凄い嫌そうな口調で「出た! 『ひさんいを』!」とか言ってみたり、赤の他人の川藤をタコ殴りにしたり。最後は(漫画が連載中なのに)上手いことまとめて後味もよし。


■総括

 いやー、面白かった。こんなにアタリだとは思わなかった。

 私、お家騒動以降のガンガンの漫画は「どれもこれも、絵が綺麗なだけで話は趣味にあわない」という辛い評価なので、これもまるっきり期待していなかった、というか『田舎に飛ばされた美形芸術家が主役の耽美系な話』だと思っておりまして。で、そのイメージで第一話を視聴したら、島に着いて以降ただのアホアニメだったので、もうびっくりしましたわ。清舟となるたちのやり取りがもう漫才だし。そしてそのままで12話走りきってくれたので、もう満足でございます。

 今後は原作もチェックしていこう。