アニメ「寄生獣 セイの格率」の感想です。
（※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください）
■アニメ『寄生獣 セイの格率』公式サイト
http://www.kiseiju.jp/index.html
BS日テレでの視聴です。
■概要
漫画「寄生獣」のアニメ化作品。ジャンルはSFホラー。
■スタッフ
原作：岩明均（講談社「アフタヌーン」）
監督：清水健一
シリーズ構成：米村正二
キャラクターデザイン：平松禎史
アニメーション制作：マッドハウス
■キャスト
ミギー：平野綾
泉新一：島粼信長
（他のキャストは後述）
第１話 『Stage:1 変身』
■あらすじ
高校生「泉新一」は、夜中に小さなヘビが右手の皮膚から中に入り込んできてパニックに陥るが、その後何もなかったため、気のせいだったかと思う。ところが翌日新一は右手に奇怪な生物が取り付いていることに気がつく。実は新一の右手はもうまるごと寄生生物が擬態したものに変わっていた。その生物は人と会話を交わすだけの知能を持ち、書物などでどんどん知識をつけていく。この生物は本来なら脳を乗っ取り、人間に成りすますはずだったが失敗したという。しかし自分が何者か、どこから来たのか、はその生物自体知らなかった。別の日、新一は寄生生物が仲間を見つけたと言って、無理やりその「仲間」のところに連れて行かれるが、相手は「犬」だった。犬に取り付いた寄生生物は新一を攻撃してくるが、新一の右手の寄生生物が返り討ちにする。
■感想
原作漫画は連載でチェック済み（まあ２０年くらい前の話でもう内容ほぼ忘れましたが）。
新一が原作と違いメガネ君になっているということで、『原作冒涜アニメ』かとも予想されましたが、見てみると意外にもこれが良い出来。先日、アニメ放送に連動して雑誌掲載された第一話を読み直したのですが、それと比較しても、漫画の展開・雰囲気を良い感じに写し取っており、原作ファンが怒るような内容ではなかったと思います。またオープニング映像に原作ママの新一の姿も映っていたので、メガネ新一が、今後逞しくなってメガネを取ったら原作新一化するのではないでしょうか。
と、絶賛していますが、よく考えたら、私、この原作漫画を好きでもなんでもなかったわ。グロイから興味半分に読んでいたけど、特に面白いと思っていたわけでもなかったし。という訳でアニメは今回で見切りをつけますが、質そのものは結構高そうですよ。
★キャスト情報の続き
村野里美：花澤香菜
立川裕子：安野希世乃
鈴木アキホ：前田玲奈
君嶋加奈：沢城みゆき
泉一之：相沢まさき
泉信子：笹井千恵子
浦上：吉野裕行
田宮良子：田中敦子
