感想:青年漫画誌「別冊ヤングチャンピオン 2014年12月号」(2014年11月4日発売)


 発売日:2014年11月4日(毎月第一火曜日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)
(※辛口の感想の場合もありますのでご注意ください)

■別冊ヤングチャンピオン 2014年12月号 | 秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/bessatsu-yc

 創刊二号目ですが……、無数のヤンキー物と「艶々」漫画掲載という、どうみても売れ筋に背を向けすぎたラインナップの雑誌。まあ「いかにも秋田書店らしい」要素を煮詰めて凝縮した感じの雑誌ではありますが、先行きに全く希望が持てないというか。末期プレイコミックよりさらに売れそうにない。一年経たずに休刊しそう。

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姉のお腹をふくらませるのは僕 原作:坂井音太 作画:恩田チロ

 まず「女子高生姉と小学生義理の弟がプロレスごっこ」。次に学校で姉が友達と一緒にプロレスごっこ。最後に、自宅で秋刀魚を焼いて炊き込みご飯で夕飯です。


 一応料理漫画なのですが、「女子高生と義理の弟のラブコメ的なモノ」に「ちょっと変わった女子高生の学園ライフ」も盛り込んであるという、良いとこ取り漫画。でもわりと好き。作画は恩田チロセンセです。懐かしい…、いや、もしかするとエロ漫画誌では大活躍されているのかもしれませんが、最近その手の雑誌をあまり読んでいないので、私がセンセの作品を見るのは久しぶり。絵が随分可愛くなりました。



秘すれば かんの糖子

 主人公が「女王様と下僕プレイ」をこっそり眺めているだけでお金がもらえるという変なバイトをしていたら、なんと女王様が姉でした。で、問い詰めてみると「恋人に強制されちゃって……、」とかいうお返事。弟は駄目な姉に、男の付き合い方の監督をしてあげることにしました。


 この人こんな漫画描くのか……、大昔は「奥様は魔法少女」とかなんとかいうアニメの漫画を描いていたのに、なんともまあびっくり。
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