感想:アニメ「グリザイアの果実」第7話「幸せの手紙」(2014年11月16日(日)放送)


 アニメ「グリザイアの果実」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ「グリザイアの果実」公式サイト
http://www.grisaia-anime.com/

■原作ゲーム(18禁)
http://frontwing.jp/product/grisaia/

 CS放送・AT-Xでの視聴です(AT-Xが最速放送)。

第7話 幸せの手紙


■あらすじ

 7月。みちるは近づく期末テストをうっとうしがり、冗談で幸に「テストを無くしてほしい」と頼むが、幸は真剣にそれを受け取ると、一人でなにやら準備を始めた。幸の性格を知る由美子は心配がるが、雄二は気にするなという。その一方で、雄二は自分と幸が幼い頃出会っていたことを思い出していた。


 テストの前夜、幸は学校に忍び込み、教室や職員室に手製の爆弾をしかけて起動させるが、そこに雄二に呼ばれた他の生徒たちが集まってきた。慌てた幸は皆を教室から出そうとするが間に合わず、爆発時刻が来てしまう。しかし爆弾は爆発せず、雄二は幸以外の生徒を理由をつけて寮に追い返す。実は爆弾は雄二が爆発しないように細工をしてあった。


 幸と雄二は幼い頃公園でよく遊んだ仲だったが、だんだん雄二は顔を見せなくなっていった。幸の十歳の誕生日、幸の目の前で両親は車にはねられ、父親は死亡し母親は意識不明となった。幸は事故が自分のわがままのせいだったと悔やみ、以後自分を殺して人のために生きることに徹していた。幸は両親が自分を恨んでいると思っていたが、雄二に連れられてかつての実家に戻り、誕生日のパーティーのために母親が残してくれていた手紙を読み、自分への感謝が綴られていることを知り涙する。

脚本 倉田英之


■感想

 うーん、またヒロイン一人分のストーリーを1回で消化されてしまった……、このアニメの原作ゲームのシナリオって予想外に薄い……、みちるごとき(?)に2回も使ったのだから、他のヒロインの話はもっと濃厚だと思っていたら……、フロントウイングの渾身の作品だと思っていたのに、この中身の無さと来たら。


 あと、凄く後味の悪い予想というか可能性ですが……、幸の母親は手紙を書いた後にはねられたのですから、現時点では幸を恨んでいるという可能性も捨てきれないのでは……