特撮「烈車戦隊トッキュウジャー」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
地上波・テレビ朝日系での視聴です(放送:毎週日曜 7:30〜8:00)。
第47話(最終回) 『最終駅 輝いているもの』
■あらすじ
ライトはトカッチたち4人の乗るトッキュウレッシャーに助けられるが、烈車は闇の中で行き場も無く立ち往生してしまう。しかし昴ヶ浜で点灯していた灯篭の光がレールの役目を果たし、トッキュウレッシャーはそれを伝って闇を抜け出すことに成功した。トッキュウレッシャーは、そのまま「闇の巨獣」に体当たりして、世界を覆う闇ごと吹き飛ばした。ライトは改めてイマジネーションで戦うことを決意し、ゼットを追い詰める。モルク公爵とネロ男爵は皇帝をパワーアップするために自ら闇と化して皇帝に取り込まれるが、最終的にライトは皇帝に勝利した。倒れた皇帝を、実は生きていたグリッタがクライナーに収容し、そのまま闇の世界へと帰っていった。
ライトたちは、もう子供には戻れないのでこのまま烈車で旅を続けようとするが、五人の家族は身内が大人になっていても一目で見抜き、暖かく歓迎する。そして五人は子供に戻った。トッキュウレッシャーは子供になった五人に見送られて旅立っていった。終わり。
脚本 小林靖子
■感想
まあ悪く無かったんじゃないですか。回収できなかった伏線とかも無かったし、ハッピーエンドで。
■総括
これほど前半と後半のボルテージに落差があった番組もなかなか無かったかも。放映開始前に雑誌で悪役たちのキャラデザが気に入って視聴を開始して、第一話から夢中になって、以後2クール目の終わり頃までは「超トッキュウオー登場だ!」「六号が参加だ!」「ノア夫人の反乱だ!」と、すんごく面白かったのに……、第3クールに入った辺りからへなへなになってしまい……、銭湯の話だのカラテで屋上まで突破するぜ話だの映画を作る話だのク●みたいなエピソードばかりになって、ふざけんな感が強くなり……、おかげでクライマックスの「ライトが他の四人を置いて戦いに行く」とか何とかいう展開も「はー、それがどうしたどうした」という醒めっぷりでした。
第一クールあたりはもうメチャクチャ好きだったのになぁ、最終回をこんな冷え切った気持ちで迎えるとは思わなかったよん。