感想:アニメ(新番組)「プラスティック・メモリーズ」第1話「はじめてのパートナー」(2015年4月4日(土)深夜放送)


 アニメ「プラスティック・メモリーズ」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「プラスティック・メモリーズ」オフィシャルサイト
http://www.plastic-memories.jp/

 BS11での視聴です。


■概要

>現代より少し科学が進んだ世界。
>18歳の“水柿ツカサ”は、大学受験に失敗したものの、親のツテのおかげで世界的な大企業SAI社で働くことになった。
>SAI社は、心を持った人型のアンドロイド、通称『ギフティア』を製造・管理する企業で、ツカサはその中でも、ターミナルサービスという部署に配属される。
>だがそこは、寿命を迎えるギフティアを回収するのが業務という、いわゆる窓際部署。
>しかもツカサは、お茶汲み係をしているギフティアの少女“アイラ”とコンビを組んで仕事をすることになってしまう…。

 原作無しのオリジナル作品。ジャンルはSF美少女泣かせ系。原作・脚本の林直孝氏はゲーム「シュタインズ・ゲート」他のシナリオを書いた人とのこと。


■スタッフ
原作・脚本:林直孝(MAGES.)
監督:藤原佳幸
キャラクター原案:okiura
キャラクターデザイン・総作画監督中島千明
アニメーション制作:動画工房


■キャスト
水柿ツカサ:内匠靖明
アイラ:雨宮天
(他のキャストは後述)

第1話 『#01 はじめてのパートナー』


■あらすじ

 未来。人間そっくりのロボット「ギフティア」が当たり前に存在している世界。主人公「水柿ツカサ」は大企業SAI社に就職するが、配属されたのは窓際部署「ターミナルサービス」だった。ここは、ギフティアの寿命(約9年)が尽きる前に使用者から回収する部署で、人間とギフティアがコンビを組んで回収業務を行なっていた。ツカサは急に配属されたためコンビを組む相手がおらず、お茶汲み担当のギフティア「アイラ」と組む事になってしまう。アイラはかつてはツカサの上司「桑乃実カヅキ」と組んでいたベテランというふれこみだったが、現場での仕事っぷりは全くのダメダメでツカサを唖然とさせる。しかし頑固にギフティア引渡しを拒んでいた老婦人の対処を、アイラはなんとかクリアしてみせる。



■感想

 滑り出しはまずまずで、特に悪くは無いです。しかし「いつか見た風景」というか、今まで散々見てきたというかの、「美少女キャラ泣かせ系ストーリー」ですか……、アイラの寿命がもう限界で最終回前でお別れ話に持ち込んで視聴者を泣かせに来る、というのは明々白々なので、もう今からちょっと醒め気味。しかも一回目から涙を絞りに来ており、ラスト(12話目?)までシナリオのクオリティが持つのか心配に……、「死神くん」(えんどコイチ)みたいに毎回感動するエピソード尽くしという奇跡が有りうるのでしょうか。そのあたりがすんごく心配……



★蛇足

 雨宮天の無双モードは全く終わる気配を見せない……


★蛇足2

 主人公の親は一浪もさせてくれないわりに、コネで超優良企業に押し込んでくれるんですね。厳しいのだか甘いのだか解らん。


★蛇足3

 ギフティアの寿命は81920時間、と聞くと、すぐ256とか512か1024で割ってみたくなるよね?



★キャスト情報の続き
絹島ミチル:赤粼千夏
ザック:矢作紗友里
桑乃実カヅキ:豊口めぐみ
コンスタンス:日野聡
シェリー:愛美
海松エル:上坂すみれ
山野辺タカオ:飛田展男
土器レン:拝真之介
縹ヤスタカ:津田健次郎


★追記(2015/04/05 22:35)

 「まほろまてぃっく」に似ているというコメントが……、うん、確かに。