ドラマ「X-ファイル シーズン3」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン3
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s3/
Dlife(BSデジタル放送)での視聴です。
第22話 ビッグ・ブルー QUAGMIRE
■あらすじ
EP22 ビッグ・ブルー
怪物ビッグ・ブルーが棲息すると言われるヒューベルマンズ湖周辺で、失踪事件が続発する。そして、身体の一部を食いちぎられ死後2週間程経過した死体が湖から発見された。
お題は「未知の生物」。
休日、モルダーはスカリーを連れて失踪事件が発生したヒューベルマンズ湖にやってくる。この湖には昔から「ビッグ・ブルー」という怪獣が居るという伝説があった。モルダーたちが到着してから次々と失踪事件が発生し、モルダーは総てはビッグ・ブルーの仕業だと強く訴えるが、スカリーはすべては事故だと取り合わない。やがてモルダーは森の中で「怪物」に遭遇して撃ち殺すが、それは巨大なワニだった。モルダーはビッグ・ブルーなどはいなかった、と失望して立ち去る。
ラスト。夜の湖面を巨大な首長竜的なモノが横切っているシーンで〆。
監督 : キム・マナーズ
脚本 : キム・ニュートン
■感想
モルダーが休日に趣味の(?)怪獣探しを行い、スカリーがつき合わされるというエピソード。怪獣伝説が伝わる湖での失踪事件という展開は、UMA話としてはオーソドックスながらなかなか面白い。真犯人はワニだった、という拍子抜けオチのあと、実はビッグブルーはいた、というラストシーンはなかなかファンタジーである。しかし、漂流するボートの中でモルダーとスカリーが長々と語り合うシーンは不要にしか思えない。
途中、潜水夫が襲われるシーンを目撃する面白おかしいアベックが登場するが、この二人は実は12話「害虫」に引き続いての登場というマニア向けのお遊びがある。またスカリーの飼い犬が失踪してしまうが、こちらは4話「休息」でスカリーが託された犬だったが、悲しいお別れとなってしまった。
■一言メモ
サブタイトルの「QUAGMIRE」とは「沼地」の意味。