【コミック】WEBコミック:最終回「もうすぐ死ぬひと」(原作:竹井10日 漫画:晴瀬ひろき)(COMICメテオ2015年5月13日更新)

(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
もうすぐ死ぬひと(4) (メテオCOMICS)

■コミックメテオ→もうすぐ死ぬひと
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再生数:16 祝福
「もうすぐ死ぬひと」ついに完結!
生き残るため、のどかに立ち向かう陸、葉樹、莉子、巫女兎の4人。彼らが迎える感慟の結末とは!? 生き残るのは誰……?

登場人物

陸 … 主人公
葉樹(はじゅ) … 陸の幼なじみ。精神を病んでいる。
莉子(りこ) … 生き残るため陸が好きでも無いのに好きなフリ。
巫女兎(みこと) … 陸が大嫌い。
姫新(きしん)のどか … 犯人

あらすじ

 最終回。陸、葉樹、莉子、巫女兎は、ついに「もうすぐ死ぬ動画」を作った犯人「姫新のどか」と対面する。のどかは動画は「人を幸せにする動画」だとうそぶき、自分を止められれば陸たちは真実の愛にたどり着けるという。

 陸たちはのどかを殺すが、罠にはまり部屋に閉じ込められる。扉を開けるには、二つの深い穴に人間を放り込む必要がある。つまり陸は三人の内一番大切な誰か一人を選び、他の二人を穴に放り込まなければならない。これがのどかの仕掛けた最後の罠だった。

 陸は、誰も選ばず、穴のひとつにのどかの死体を放り込み、もう一方には自分が飛び込んで扉を開ける。転落して瀕死の陸を楽にするために、葉樹、莉子、巫女兎が三人で同時に陸の首を絞めて殺す。そのあと、三人はそれぞれ陸と一緒に居るため陸を解体する。

 数ヵ月後、三人はそれぞれ陸の眼球と左手首を保存して持っている。で、「もうすぐ死ぬ動画」の再生シーンで〆。

感想

 2013年7月からの連載が、相当の中断期間をはさみつつ、やっと完結。まあ悪くは無かったけど、思ったほどグロでもなかったし、原作&作画両氏の新境地というほどのインパクトも無かったなと。

 『ネットで動画を見たらやがて死ぬ』という今風の都市伝説ネタの着想は良かったものの、もう一つ踏み込みが足らず、晴瀬キャラの一見ポワポワ少女たちが鬼のような形相をする、というそれだけで引っ張った感が否めない。もっと濃い内容にして欲しかったな。
 
 
もうすぐ死ぬひと(1) (メテオCOMICS)
もうすぐ死ぬひと(2) (メテオCOMICS)
もうすぐ死ぬひと(3) (メテオCOMICS)