感想:アニメ「山田くんと7人の魔女」第7話「天ぷらだけはやめてくれぇ!」


 アニメ「山田くんと7人の魔女」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ「山田くんと7人の魔女」公式サイト
http://www.yamajo-anime.com/

 BS11での視聴です。


■新キャラ
猿島マリア:タカオユキ
椿剣太郎:佐々木寿治

第7話 天ぷらだけはやめてくれぇ!


■あらすじ

 山田&宮村は四人目の魔女「猿島マリア」の自宅を訪問した。マリアは有名な引きこもりでガンとして学校に来ないらしい。山田はマリアから話を聞き、彼女が未来予知の力を持ち、夏休み中に旧校舎が火事で焼け落ちる映像を見たことを教えられる。しかも火事の場には山田とマリアが居合わせており、二人は犯人扱いされるため、予知を実現させないように学校に行かないようにしているという。マリアは山田と知り合いになったことで、ますます未来が的中しそうになったと怯える。


 うららは、予知映像に山田とマリアが居たということは、二人を見ている三人目がいるはずだということに気が付き、山田はそれが以前マリアとキスした「椿剣太郎」だと見当をつける。山田が椿と会うと、椿はうららに惚れているので間を取り持って欲しいと頼んできた。椿は精神的に落ち込むと旧校舎の調理室で天ぷらを揚げるというクセがあり、どう考えても火事の出火原因は椿だった。山田たちは未来が「椿がうららに告白する→当然ふられる→落ち込んで天ぷらを揚げる→火事」という流れだと理解する。


 火事(予定日)当日。山田はうららと入れ替わり、出火時間まで適当に椿とデートしていれば未来は変わると考えるが、実行しても火事の未来は変えられない。焦る山田にうららがキスして元に戻り、椿に二人がつきあっていると告白する。ショックを受けた椿は旧校舎に駆け込むが、調理の前に山田が椿とキスして体を入れ替え、なんとか出火を防ぐ。椿は(うらら狙いで)超研部に入ることになった。


 山田はマリアから何故デートの最中うららが強引に元に戻ったのか理由を聞く。最終的な予知の映像では、火事現場にいたのはうらら(中身は不明)だったため、うららは山田の身代わりになろうとしたのだった。山田はそれを知ってうららを怒るが、うららは却って嬉しがる。


■感想

 マリアの演技が結構アレで、『手堅い声優陣の中にいきなり拙い人が来たなぁ……』と思っていたら『ブレイドアンドソウル』のアルカ役・タカオユキでしたかぁ……、納得だ。


 悠々前後編でやれそうなエピソードを30分に圧縮してしまい、ホントもったいないよなぁと思います。まあ数回見返しても面白いという密度とも言えますけど(前回の大塚芽子の話なんか面白いので4回見直した)。「面白いけど密度が濃すぎて……」とか贅沢病ですかねぇ。