【ゲームブック】イアン・リビングストン御大、ホビージャパンから出た「デストラップ・ダンジョン」の表紙について激白

　1980年代の僅かな時期に「ゲームブック」のブームがありました。そして、ゲームブック作者の中でも特に知名度が高かった一人が、イギリスのイアン・リビングストン。この方は「火吹き山の魔法使い」（共著）とかで有名でした。

　さて、リビングストンの作品の一つに「Deathtrap Dungeon」という作品があり、まず社会思想社から翻訳されました。

　それが、こちら。

http://www.amazon.co.jp/dp/4390111493
死のワナの地下迷宮-アドベンチャーゲームブック(6) 文庫 1985/11
I・リビングストン (著), 喜多元子 (著), イアン・リビングストン (著)
文庫: 400ページ
出版社: 社会思想社 (1985/11)
ISBN-10: 4390111493
ISBN-13: 978-4390111492
発売日： 1985/11

　表紙絵をよくご記憶ください。

死のワナの地下迷宮-アドベンチャーゲームブック(6)

作者: I・リビングストン,喜多元子,イアン・リビングストン
出版社/メーカー: 社会思想社
発売日: 1985/11
メディア: 文庫
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　そして、時は流れて21世紀、2008年にホビージャパンが何故かこの作品を再翻訳して発売しました。

　それが、こちら。

●デストラップ・ダンジョン | 月別ラインナップ | HJ文庫公式Webサイト
 http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/15.html
著者／イアン・リビングストン
イラスト／空中幼彩・あっと
価格／本体700円＋税
ISBN:9784894258075

　社会思想社版とは方向を異にする、オタ絵表紙となっております。

　さて、本題。最近リビングストン先生がこのHJ版の表紙絵を知ったらしく、ツイッターで以下のようなコメントを……

https://twitter.com/ian_livingstone/status/610163633818087424
Foreign publishers mostly used the original UK covers....until the infamous Japanese Deathtrap Dungeon cover. Huh???

　なんとなく不満そうです。そりゃそうでしょうな
　
　