アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」の感想です。
（※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください）
フジテレビ・ノイタミナ枠アニメ。
■作品概要
http://www.rampokitan.com/introduction/
＞「うつし世はゆめ、よるの夢こそまことーー」＞没後50年となる日本を代表する作家・江戸川乱歩が綴った「人間椅子」・「影男」・「怪人二十面相」・「パノラマ島」などの心躍らされる、耽美かつ奇怪、そして幻想的な世界観を、数々の話題作を送り出したアニメ界の奇才チーム監督：岸 誠二、 シリーズ構成・脚本：上江洲 誠、 アニメーション制作：Lercheが、現代に蘇らせた完全新作！！
＞とある中学校で起こった教師のバラバラ殺人事件。この学校に通う少年・コバヤシは、事件の捜査に訪れた天才探偵・アケチと出会う。異常犯罪ばかりを捜査するアケチに対して興味を持ったコバヤシは、友人のハシバの心配をよそに、自ら「助手」を志願する。次々と起こる奇怪な事件の中で、コバヤシは退屈な日常を捨て置いていくのだった。
原作無しのオリジナル作品。ジャンルは推理物（かもしれない）。
■スタッフ
原案 江戸川乱歩
監督 岸誠二
シリーズ構成・脚本 上江洲誠
キャラクターデザイン 森田和明
アニメーション制作 Lerche
■キャスト
アケチ 櫻井孝宏
コバヤシ 高橋李依
ハシバ 山下大輝
カガミ 小西克幸
ナカムラ チョー
黒蜥蜴 日笠陽子
影男 子安武人
ミナミ 藤田 咲
死体君 山口勝平
第１話 人間椅子(前編)
■あらすじ
中二のコバヤシ少年は、教室でふと目を覚ますと担任教師がバラバラ死体にされており、さらに自分が死体を解体したノコギリを持っていることに気がつく。事件現場には警察の他にアケチなる少年が探偵として現われる。コバヤシは容疑者となるが、何故かあっさり釈放される。
コバヤシはアケチの家に押しかけ、助手にしてくれと頼み込む。アケチは伝説的な高校生で、入試でオール１００点を取った後、一度も学校に登校していなかった。アケチは国からの依頼で探偵として活動していた。アケチはコバヤシに事件を解決できたら助手にしてやると条件を出す。直後コバヤシは警察に逮捕される。実は死んだ担任教師は、猟奇殺人者で自宅で人間の死体を使った椅子を作っており、凶器にコバヤシの指紋が付いていた。コバヤシは殺人の共犯の容疑をかけられる。続く。
■感想
ノイタミナ枠にしては意外と面白く、結構熱中してみてしまいました。
まあオリジナルの探偵アニメに、適当にアケチだのコバヤシだのを登場させただけで「江戸川乱歩没後50年記念作品」みたいな事を堂々と名乗るのは正直どうかと思うのですが、そういう点を差し引けばそこそこいいんじゃないですかね。キャラは美形の男ばっかりだから女性受けも良さそうだし。
