感想:アニメ(新番組)「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」第1話「自衛隊、異世界へ行く」


 アニメ「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『 GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 』公式サイト
http://gate-anime.com/

■原作小説
http://www.gate-alphapolis.com/

 BS11での視聴です。


■概要

>8月某日 東京 いつもと変わらないはずだったその日。
>東京・銀座に異世界への「門(ゲート)」が忽然と現われた。
>門から続々となだれ込んでくるモンスターの軍勢を撃退した陸上自衛隊は、門の向こう側の「特地」に進出。現地住民との接触を開始する。
>第三偵察隊を率いるオタク自衛官・伊丹二等陸尉は、「特地」を探索中に巨大な炎龍が集落を襲う場面に遭遇。生き残ったエルフの美少女を助けたことで、異世界の住民たちと交流を深めていく――。
>モンスターとの戦闘や現地住民との交流を通して、伊丹は「異世界」とどう向き合っていくのか。超スケールエンタメファンタジーの門(ゲート)が、今、開かれる!

 同名ライトノベル原作のTVアニメ。ジャンルは「異世界ファンタジー+ミリタリー」のハイブリッド。


■スタッフ
原作:柳内たくみ
監督:京極尚彦
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督:中井準
制作:A-1 Pictures
プロデュース:GENCO


■キャスト
伊丹耀司:諏訪部順一
テュカ・ルナ・マルソー:金元寿子
レレイ・ラ・レレーナ:東山奈央
ロゥリィ・マーキュリー:種田梨沙
ピニャ・コ・ラーダ:戸松遥
ヤオ・ハー・デュッシ:日笠陽子
栗林志乃:内田真礼
富田章:安元洋貴
倉田武雄:石川界人

第1話 自衛隊、異世界へ行く


■あらすじ

 ある夏、銀座に突然巨大な建物が出現し、その中から騎馬の兵士やモンスターの軍団が現われ、付近の通行人を虐殺し始めた。やがて駆けつけた自衛隊は軍勢を壊滅させる。オタ趣味の陸上自衛官「伊丹耀司」は、たまたま当日開催の同人誌即売会のため現地に居合わせたが、的確な避難誘導などを行なったことで、事件後表彰され昇進した。


 日本政府は建物「門」の向こう側にある異世界を日本の領土と見なし、住民を交渉の席に着かせるため、自衛隊を送り込む事にした。伊丹はその第一陣として「門」を通り抜けた。

脚本 浦畑達彦


■感想

 原作小説・漫画版ともに未読。


 うむ、テンポが悪くてノレない。見せ場となるべきモンスター軍団大出現シーンあたりから、あまりにもかったるくて早送りしてしまった。シナリオの展開速度がいまいちあわないです。


 あと、襲撃時に、伊丹が警官の上司みたいな態度で仕切っていましたが、あれなんなの? 警官は毅然として「関係ない者は口を出すな!」とか言うべきじゃん。伊丹に先制して「皇居に避難民を入れろ」と一喝されて、それに気押されて以後、素性も知れない男に服従してたわけ? 何なの、と思ったわ。


 あと、まあ身も蓋もない意見ですが、門からロボット戦闘機を送り込んで手当たり次第に爆撃でもして殺しまくれば、わざわざ未知の現地に人を送り込まなくて良いんじゃね?


 ということでイマイチすぎる一話目だった。次回以降大逆転は有るのだろうか。



★おまけ

 漫画版の絵が嫌いなので、この作品も見る前からちっとも興味がわかなかった。今まで「ラノベのイラストに凝るなんて意味無いよ。要は中身だろ?」とか考えておりましたが、考え変わりましたわ。絵は大事だ。