感想:アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」第2話「人間椅子(後編)」


 アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

乱歩奇譚 Game of Laplace
http://www.rampokitan.com/

 フジテレビ・ノイタミナ枠アニメ。

第2話 人間椅子(後編)


■あらすじ

 コバヤシはアケチや警察関係者を前に自分の推理を披露する。


 コバヤシは死んだ担任に好意をもたれており、当日告白のために呼び出されたはずだったが、何者かに薬を盛られ、眠らされてしまった。犯人はその隙に担任を殺して解体し、道具をコバヤシに持たせた。担任が人間椅子の材料にした相手は、担任の恋人たちだったに違いない。殺して椅子にしたのは愛情の表現だという訳である。しかし担任がコバヤシに心変わりして、今の恋人を捨てたため、その人物が復讐のため担任を殺し、その罪をコバヤシに擦り付けたらしい。


 コバヤシはハシバの助けで犯人をおびき出すが、それはクラスメートのホシノだった。そもそもホシノは事件の翌日担任が解体されて妙なオブジェになった事をうっかり口に出していた。それは警察関係者以外では犯人しか知りえない事だった。


 結局ホシノは自白し、コバヤシの無実は証明された。コバヤシは晴れてアケチの助手となった。

脚本:上江洲誠



■感想

 おお、これは面白いぞ。ノイタミナ史上(自分にとって)最大のアタリかもしれない。


 ちゃんと前回「犯人しか知りえない事」を口に出していたキャラが居た、という伏線があったそうで(もう覚えてないけど)、きちんと推理物しているところが好感度高し。


 途中唐突に舞台劇風になる演出とか、検死報告をコントにした「3分間ショッキング」とか、色々試みが面白い。これは今後を期待して良いのではないか?