アニメ「監獄学園 プリズンスクール」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■TVアニメ『監獄学園 プリズンスクール』公式サイト
http://prison-anime.com/
BS11での視聴です。
■概要
>元女子校であり女子生徒1016人を抱える私立八光(はちみつ)学園に入学した、たった5人の男子生徒、キヨシ、ガクト、シンゴ、ジョー、アンドレ。
>入学早々、男子なら誰しも芽生えるであろう出来心で女子風呂を覗こうとしてしまい、その罰として、学園の規律を取り締まる「裏生徒会」の美女3人によって懲罰棟(=通称:プリズン)へ投獄されてしまう。
彼らに明日という名の希望はあるのか!?
同名漫画原作のTVアニメ。ジャンルはお色気含みのバカギャグ物。
■スタッフ
原作:平本アキラ(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
キャラクターデザイン・総作画監督:谷口淳一郎
アニメーション制作:J.C.STAFF
■キャスト
キヨシ:神谷浩史
ガクト:小西克幸
シンゴ:鈴村健一
ジョー:浪川大輔
アンドレ:興津和幸
(他のキャストは後述)
第1話 ノゾキ大作戦
■あらすじ
全寮制の名門校・私立八光(はちみつ)学園は、元女子校で、今年から共学になったものの、女子生徒千人に対して男子は、キヨシ、ガクト、シンゴ、ジョー、アンドレの僅か5人。キヨシたちは当初ハーレムを期待していたものの、現実は入学後一ヶ月経っても女子とまともに会話すらしてもらえないありさまだった。
ある日、キヨシは偶然からクラス一の美少女「千代」と相撲の話で盛り上がり、今度一緒に学生相撲を見に行こうと誘われる。舞い上がるキヨシだったが、その夜、他の男子から女子風呂を覗こうと誘われ、なんだかんだ言いつつ参加する。しかし学園を裏で支配する「裏生徒会」のメンバーに見つかり、五人は懲罰のため「プリズン」と呼ばれる懲罰房に入れられてしまう。親などに助けを求めようにも、覗きをしていたことがばれては困るので、結局連絡できない。
五人は副会長「芽衣子」からの厳しい仕打ちはご褒美と思って結構楽しんでいたが、会長「万里」は続けて書記の「花」を送り込み、その仕打ちにはさしもの五人もへばってしまう。そんな時、キヨシは千代と偶然再会し、一緒に相撲に行こうと約束する。
脚本:横手美智子
■感想
原作漫画は未読。原作の事は何も知らなかったので、タイトルを見て「学園バイオレンス物?」とか想像していたのですが、録画した回のサブタイトルを見たら「ノゾキ大作戦」なので、ああ、そういう路線かと察しました……
こりゃ面白いわ! テンポが良くて最初の五分でいきなり引き込まれてしまいました。また、副会長に蔑まれて、それが却ってご褒美だとか、裏生徒会のパンフレットみたいな物を読みつつ「裏か表かはっきりしろ」とか言っているとか、ギャグかいちいちツボ。絵が濃いけど話も濃いし面白い。一話目から凄い密度で大満足。
このアニメには何も期待していなかったのですが(というか情報収集していなかったので評価しようも無かったし)、いきなりアタリをつかんでしまいましたよ。有名男性声優を五人集めて馬鹿みたいなことを言わせているのが楽しすぎる。これは今期アニメの中では満足度トップクラスです。次週以降も期待です。
★おまけ
あら? うっかり録画の楽な方のBS11で見てしまったのですが、同日放送のAT-Xだったら、風呂場シーンで湯気が無いとか特典があったりするのだろうか? 早速確認してみなくては。というかこんなエロ系アニメと知っていれば最初からAT-Xで見たモノを。ぬぅぅ、ぬかったわ。
★キャスト情報の続き
万里(会長):大原さやか
芽衣子(副会長):伊藤静
花(書記):花澤香菜
千代:橋本ちなみ
理事長:藤原啓治