感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン1」第12話「炎」

X-ファイル シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]

 ドラマ「X-ファイル シーズン1」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン1
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s1/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第12話 炎 FIRE

■あらすじ

EP12 炎
モルダー捜査官のオックスフォード大学時代の恋人が、放火事件を追って米国へやってくる。実は彼女が追うほう火事件の容疑者は、人体自然発火能力をもっており・・・。

 お題は「超能力(発火能力)」。


 モルダーの前に、10年前の大学時代の恋人で今はイギリスの刑事のフィービー・グリーンが現われ、殺人事件の捜査への協力を要請してきた。イギリスでは、貴族が衆人環視の前で突然体から火を吹きだして焼け死ぬという事件が連続して発生していた。放火犯は犯行前に被害者たちの妻にラブレターを送る異常さだったが、焼き殺した手口が解らないと言う。そして次に狙われたマーズデン卿一家はアメリカへと避難してきていた。


 FBIの放火の専門家は、犯人は放火の際、高温を発するロケット燃料を燃焼促進剤に使っていると推測するが、しかし引火させる方法は謎のままだった。


 一方犯人は、マーズデン卿一家の借りた家の管理人に成りすまし、密かに犯行の機会をうかがっていた。スカリーはモルダーがフィービーといちゃついている間に独自に捜査を進め、最終的に管理人が犯人だと突き止める。犯人は自分の念じたところに火をつける能力があり、さらに家中にロケット燃料を塗りこんでいた。犯人は屋敷に火をつけ一家を焼き殺そうとするが、スカリーとフィービーの反撃でロケット燃料を浴びせられた挙句に火が付き、火ダルマになる。


 事件後、捕まった犯人「セシル・ライブリー」は、逮捕され病院で厳重に監視下に置かれることになった。ライブリーの周囲では発火現象が相次ぎ、調べてみると、体温は43度で、火傷に対して異常な回復力があった。最後、全身火傷のライブリーがベッドに寝たまま看護師にタバコをねだるシーンで〆。



■感想

 ライブリーの能力が意外にしょぼいものの、乏しい手がかりを元に犯人を見つけ出していく、という普通の犯罪捜査物みたいなノリは悪くないですね。


 それにしても今回のモルダーの元彼女とのいちゃつきぶりがにんともかんともだらしない。


★おまけ

 この話、なぜか犯人の名前を鮮明に覚えていた。あとテレビ朝日版では池田秀一が声を当てていたように思う。