紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「白い船の異人」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 501巻)(2015年7月23日(金)発売)

白い船の異人 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-501 宇宙英雄ローダン・シリーズ 501)

 小説「白い船の異人」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 501巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

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白い船の異人 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-501 宇宙英雄ローダン・シリーズ 501) 文庫 2015/7/23
マリアンネ・シドウ (著), 工藤 稜 (イラスト), 増田久美子 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2015/7/23)
発売日: 2015/7/23

惑星キルクールのベッチデ人は、自分たちが宇宙船内に住んでいると信じこんでいたが!?


ペリー・ローダンが地球に帰還して400年あまりが過ぎた……宇宙のいずこかにあるキルクールという名のジャングル惑星に、ベッチデ人という種族がちいさな村をつくって住んでいた。狩人が森で獲物をとって日々の食糧を手にいれていたが、住人の大半はキルクールを惑星でなく宇宙船だと信じこんでいる。かれらの先祖であるソラナーたちは《ソル》の掟を破って宇宙船から追放され、キルクールにやってきた反乱者だったのだ!


◇1001話 キルクールの狩人(マリアンネ・シドウ)(訳者:増田久美子)

 宇宙のどこかのジャングル惑星『キルクール』に、『ベッチデ人』という原始的な種族が住んでいた。彼らは数百年前に《ソル》から追放された犯罪者たちの子孫だった。ある日キルクールを一隻の宇宙船が訪問した。(時期:不明)


◆1002話 白い船の異人(マリアンネ・シドウ)(訳者:増田久美子)

 惑星キルクールに一隻の宇宙船が出現し、乗員の狼ライオン種族はベッチデ人の頭に寄生生物を埋め込んだ。数百年前からキルクールの山中に隠遁していたドウク・ラングルは異人と接触した。狼ライオンは、惑星『クラン』出身の『クラン人』で、星間帝国『クランドホル公国』を統治していた。クラン人の目的は、生物の知能を向上させる寄生生物(共生体)の『スプーディ』を領土内に広げる事だった。クラン人はベッチデ人の若者三人を兵士として採用し、またドウク・ラングルも乗せてキルクールを離れた。(時期:不明)