感想:NHK番組「昔話法廷」第3回(最終回)「“白雪姫”裁判」(2015年8月12日(水)放送)


 NHK番組「昔話法廷」(全3回)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■昔話法廷 - NHK
http://www4.nhk.or.jp/P3640/

 NHK Eテレでの視聴です(放送日:2015年8月12日(水) 10:00〜10:15)。



■番組概要

>あの昔話の主人公が訴えられた!? なじみ深い昔話をモチーフにした、これまでになかった法廷ドラマシリーズ。取り上げるのは「三匹のこぶた」、「カチカチ山」、「白雪姫」。

 法廷ドラマ。良く知っているおとぎ話の世界を刑事事件として取り扱い、裁判をやってみた、というシュールなシチュエーションのショートドラマ。


第3回(最終回) “白雪姫”裁判


■あらすじ

>「昔話法廷「“白雪姫”裁判」


>「三匹のこぶた」に「カチカチ山」、そして「白雪姫」。昔話の登場人物を裁判にかける前代未聞の法廷ドラマ!第3話は「白雪姫」。この裁判の被告人は王妃。白雪姫の美しさに嫉妬を募らせ、白雪姫を毒リンゴで殺害しようとした事実を真っ向否定する!証人には、白雪姫の他、かつて王妃に白雪姫殺害を命じられた狩人も登場。検察弁護双方が熱い戦いを繰り広げる。【出演】山本裕典堀内正美真行寺君枝小林涼子苅谷俊介 ほか


>【出演】山本裕典,堀内正美,真行寺君枝,小林涼子,苅谷俊介,工藤綾乃,平川和宏,【脚本】今井雅子

 テーマは「白雪姫」で被告は王妃。


 白雪姫は自分に毒リンゴを勧めた老婆の笑い声は王妃だったと断言。また王妃が事件前にネットでリンゴについて検索していた事が判明する。ところが、白雪姫は毒リンゴの昏睡から目覚めた時に初めて王子と出会ったと証言するが、その数日前に既に王子と知り合いだったと判明、白雪姫は悲劇の被害者どころか、王子と結託して王妃を陥れようとしているのでは、という疑いが出てくる。


 そして裁判員たちが有罪無罪を考え始めるシーンで〆。


■感想

 白雪姫の自作自演説というのに笑ったなぁ。


■総括

 実にヘンな番組でした。面白いという訳ではないのですが、どんな展開になるのか読めなくてつい見てしまう感じでした。



★おまけ

 王妃側の弁護士役を見たこと有るなぁ……、と思っていたら、堀内正美氏でした。誰かというと、「仮面ライダードライブ」で、悪の幹部キャラ「フリーズロイミュード」の正体・真影壮一をやっていた人です。おやまあ、こんなところで再会しますとは。


★こちらもどうぞ
第1話 「“三匹のこぶた”裁判」(2015/08/10放送)
第2話 「“カチカチ山”裁判」(2015/08/11放送)