ドラマ「X-ファイル シーズン4」(全24話)のあらすじと感想のまとめです。
(※以下、ネタバレが含まれています。ご注意ください)
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■アメリカでの放送時期
1996年10月〜1997年5月(全24話)
■ストーリー展開
◆導入部
モルダーたちは、秘密組織(影の政府)と異星人が進める植民計画について、ますます深く関わるようになる。しかし、情報源だったミスターXは、裏切りがばれて殺される。
◆中盤
スカリーが、以前(シーズン2)誘拐された際の人体実験のせいで、治療不可能なガンに侵されていることが判明する。
◆結末
モルダーは国防総省の人間から、異星人云々といった全ては、軍が軍拡から国民の目をそらすためにでっちあげたまやかしだと教えられ、絶望して自殺する。
■登場人物
●フォックス・モルダー(デイヴィッド・ドゥカブニー)
FBI捜査官。
●ダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン )
FBI捜査官。第14話「メメント・モリ」で、治療不可能なガンにかかっていることが判明する。
●ウォルター・スキナー(ミッチ・ピレッジ)
FBI副長官。
●ローン・ガンメン
モルダーのオタク仲間三人組。
「メルビン・フロハイキー」(トム・ブレイドウッド)。一番背が低い
「リチャード・ラングリー」(ディーン・ハグランド)。長髪。凄腕のハッカー。
「ジョン・フィッツジェラルド・バイヤーズ」(ブルース・ハーウッド)。髭。一番長身。背広。
●ミスターX(スティーブン・ウィリアムズ)
情報提供者。実は秘密組織の一員。第1話「支配者」で、裏切りがばれて組織の暗殺者に殺される。
●スモーキング・マン(ウィリアム・B・デイヴィス)
秘密組織の幹部。
●ウェル・マニキュアード・マン(ジョン・ネヴィル)
秘密組織の幹部。
●マリタ・コバルービアス(ローリー・ホールデン)
国連事務総長特別代表(SRSG)補佐。初登場は第1話「支配者」。モルダーがミスターXのダイイングメッセージを手がかりに連絡を取って知り合いとなり、以後仕事柄手に入る情報をモルダーに回してくれるようになる。しかし、実はスモーキング・マンの部下で、モルダーをコントロールする役目を担っていた。
●アレックス・クライチェック(ニコラス・レア)
シーズン3で死んだと思われていたが、第8話「ツングースカ Part1」で復活。スモーキング・マンたちへの恨みからモルダーと共闘する。両親はロシアからの移民でロシア語も堪能。
■あらすじ・感想リスト
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話数 | タイトル | 原題 | 評価 |
---|---|---|---|
第1話 | 支配者 | HERRENVOLK | ◎ |
第2話 | ホーム | HOME | ××× |
第3話 | メラニン | TELIKO | ○ |
第4話 | アンルーヘ | UNRUHE | × |
第5話 | 追憶 | THE FIELD WHERE I DIED | ○ |
第6話 | 整形 | SANGUINARIUM | ○ |
第7話 | 紫煙 | MUSINGS OF A CIGARETTE SMOKING MAN | ◎ |
第8話 | ツングースカ Part1 | TUNGUSKA | ○ |
第9話 | ツングースカ Part2 | TERMA | ○ |
第10話 | ペーパー・ハート | PAPER HEARTS | ○ |
第11話 | カビ | EL MUND GIRA | ○ |
第12話 | 腫瘍 | LEONARD BETTS | ○ |
第13話 | タトゥー | NEVER AGAIN | ×× |
第14話 | メメント・モリ | MEMENTO MORI | ◎ |
第15話 | 魂のない肉体 | KADDISH | △ |
第16話 | P.O.W. | UNREQUITED | ○ |
第17話 | MAX Part1 | TEMPUS FUGIT | ◎ |
第18話 | MAX Part2 | MAX | ◎ |
第19話 | 凍結 | SYNCHRONY | ◎ |
第20話 | スモール・ポテト | SMALL POTATOES | × |
第21話 | ゼロ・サム | ZERO SUM | ○ |
第22話 | 哀歌 | ELEGY | × |
第23話 | フラッシュバック | DEMONS | × |
第24話 | ゲッセマネ | GETHSEMANE | ◎ |
■シーズンを通しての感想
一般に「神話」と呼ばれる「異星人の植民関係の話」は面白いのですが、その反動か、その他の一話完結系の話がつまらないエピソードだらけで辛いシーズンでした。特に「ホーム」の出来の悪さ・気持悪さはもうシーズン最悪。
しかし「紫煙」の様なウケるバカっ話が有ったり、SF設定が絶品だった「凍結」の様な拾い物があったり、と、アップダウンが激しいシーズンだったと言えましょうか。