感想:アニメ「おそ松さん」第2話:ブラック工場でザワ、ザワ、ザワ……


 アニメ「おそ松さん」(全12話)の感想です。
(※以下、ネタバレにご注意ください)



 CS放送・AT-Xでの視聴です。


第2話 「就職しよう」「おそ松の憂鬱」

■あらすじ


(1)「就職しよう」

 おそ松たち6人は成人しているのに、未だ誰一人して定職についていなかった。しかもハローワークに仕事探しに出かけても、全員まともに対応をしないため職員に追い返される始末。そんな時、イヤミが仕事を斡旋してくれることになった。六人は知り合いの紹介ならと気楽に構えるが、連れて行かれた先は「ブラック工場」で、正体もわからないものを延々と作らされるはめに。6人は慌てて逃げ出すと、数ヵ月後ラーメン屋のバイトをしていた……、が、それは5人で10分おきに交代して働いていた、というオチ。



(2)「おそ松の憂鬱」

 おそ松は、暇をもてあまし街をぶらつくと、出会った兄弟にそれぞれちょっかいを出して怒らせる。チビ太に説教されたおそ松は、帰宅して五人に謝ろうとするが、五人は赤の他人をつれてきて「ニューおそ松」として扱い和気藹々状態だったため、おそ松が激怒する、というオチ



脚本:松原秀




おそ松さん おそ松 デカキーホルダー

おそ松さん おそ松 デカキーホルダー


■感想

 一回目はいきなり羽目を外した変化球だったため、二回目以降が楽しめるかどうか不安でしたが、全く問題なし。ハローワークでの6人のふざけた回答とか、居酒屋での漫才、おそ松がイヤミに真面目に相談を持ちかけたかと思ったら、内容が「パチンコする金を借りる相談」とか、何から何まで馬鹿馬鹿しくて面白かったです。


 鈴村健一演じるイヤミも全く違和感が無く、この役の為に声優をやっていたのでは!?みたいなハマリぶりで、昔はガンダムに乗っていたとか信じられない、みたいな。


 ただ、普通の漫才で面白かったので、「ブラック工場」で「カイジ」のパロディを持ち出してきたのは、却って蛇足だったという気もしましたけどね。


 櫻井孝宏以下、「ハンサム系専門声優」を大動員して、やらせているのがバカコメディ、というゴージャス感もなんとも言えません。これは当たりでしたね。

■TVアニメ「おそ松さん」公式サイト
http://osomatsusan.com/


SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~

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