アニメ「影鰐-KAGEWANI-」感想:第6話「深遠」南極海であの有名UMAと遭遇!!


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放送 BS11。10分アニメ。全13話。
【※以下ネタバレ】

第6話 『Episode 6 深淵』

■あらすじ

番場は奇獣調査のため、観光船に乗り南極を訪れていた。
そんな中、深海にいた潜水艇に事故が発生。番場は乗客のヨウスケとチアキの救出に協力するが、深海に潜む魔物を目撃することに…!

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 番場がなぜか観光船に乗って南極海まで来ている。番場と船長は知り合いらしい。そして丁度船のイベントで、深海に潜行している小型潜水艇からの中継が放送され、乗客のヨウスケが恋人チアキにプロポーズするシーンが映し出されている。ところが次の瞬間潜水艇からの中継が途切れる。


 潜水艇内では操縦士が気絶し、客のヨウスケが代わって操船せざるをえなくなる。船長や番場たちが連絡を取ると、潜水艇は巨大な人の形をした生物に襲われていると解る。番場は生物の声が潜水艇の救難信号音そっくりだと気がつき、一か八かでヨウスケに救難信号を発信させる。その音を聞いた怪物は潜水艇を仲間と考え、そのまま去っていった。


■感想

 今回もオカルト/UMAファンのハートを直撃するストーリーでした。「南極海に住む人型の巨大生物」というのは実在の(?)モデルがいまして、オカルト好きの間では通称「ニンゲン」と呼ばれています。「南極 ニンゲン」で検索すると情報がズラズラ出てきます。


 このUMAは、歴史は意外と新しく、出所は2chのオカルト系スレッドだそうですが、近年ではオカルト雑誌の名門「ムー」でも話題にしてもらえるメジャーUMAになっています。それだけに、潜水艇が人型の巨大生物に襲われたときには「キタ〜!!」でしたねぇ。


 今回はサスペンス映画調で、恐怖というよりは「潜水艇は電池切れまでに怪物から逃れて浮上できるのか?」という息が詰まりそうな緊迫感がウリの回でした。「まあこのアニメの事だから、全滅オチは無いだろう」と信じつつも、最後まで手に汗握るようなハラハラドキドキでしたよ。今回も素晴らしかったですね。