感想:アニメ「うたわれるもの 偽りの仮面」第6話:懐かしい顔との再会に、こちらの顔もほころんでしまって


関連サイト→ TVアニメ うたわれるもの 偽りの仮面 原作ゲームサイト
※視聴 AT-X。全25話。
【※以下ネタバレ】

第6話 楼閣の主

■あらすじ

 ハクが宿の風呂でのんびりしていると、美人が酒を飲んでいる場面に出くわし、流れで酒を酌み交わすことに。翌日、ハクは宿泊している「白楼閣」の主から宴に招待されて、昨日の美人の事だと察して喜んで飛びつき、クオンも付いていくことにした。二人を出迎えたのは、宿の主人「カルラ」(声:田中敦子)と、従業員の「トウカ」(声:三宅華也)で、どちらも幼い頃のクオンを親代わりに育ててくれた人たちだった。二人は発展著しいヤマトの国を偵察に来ているという。



■感想

 相変わらずのんびりゆったりした展開です。なんというか日常学園物みたいな雰囲気ですね。いつまで経っても新キャラ紹介ばかりで、1話目から殆ど状況が動いていませんが、これはもう「1クール目はキャラ紹介に使い、バトルは2クール目から」という計画なのではないか、と思ったりします。まあ、この作品の空気は嫌いじゃないですから、別にかまわないですけどね。


 さて、今回は前作「うたわれるもの」を見ていた人には懐かしい顔、カルラとトウカが再登場してくれました。カルラについては予告でもう解っていたようなものですが、(アホキャラの)トウカまで帰ってくるとは。しかも声優がどちらも昔と同じ人たちを使ってくれているのが嬉しい。


 「うたわれるもの」は、2009〜2010年にも OVA 3作 が作られているので、オリジナル声優起用はそう無理な話でも無いわけですが、キチンと前作を踏まえてくれているのは嬉しいところです。あと、台詞は無かったものの、回想とかでウルトリィも姿を見せていたし、昔のキャラがそのうち総出演の可能性もありますね。なんだかワクワクしてきたぞ。


 しかし、こうなってくると、気になるのは「前作からどれくらい時間が経っているのか」という点。ケモミミ種族の寿命や成長速度がわからないので、なんとも推測しずらいですね。もしかすると、ケモミミ族はエルフの様に余裕で千年くらい生きられるかもしれないので、カルラたちが前作とまるで変わっていなくても「あれから300年が経ち……」という可能性があります。その一方で、子供の成長速度が(地球人とイスカンダル人のハーフのごとく)一年で18歳くらいの外見まで成長する、という可能性もあるので、実は「前作ラストから6ヵ月後」とかいう事も考えられ……、そのあたりが確定するまで気をもんでしまうなぁ。



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