感想:アニメ「影鰐-KAGEWANI-」第9話「蠱惑」:若者が面白半分に肝試しをすると当然酷い目に会う


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放送 BS11。10分アニメ。全13話。
【※以下ネタバレ】

第9話 『Episode 9 蠱惑』

■あらすじ

番場は、とある植物園で起こった事件の事情聴取に同席していた。
唯一の生存者が淡々と話す不可解な経緯。
番場は自らが追う奇獣が関係していることを直感する…!

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 番場が、とある警察署で事情聴取の場に居る。調べられている若者の証言によれば、彼を含む四人が肝試し感覚で深夜の廃植物園に出かけたところ、植物に襲われ、一人だけ生き残ったのだという。現場からは一晩でミイラ状態になった死体が見つかっていたが、危険な生物が居たような痕跡は一切無かった。


 若者は釈放され、声をかけようとした番場は顔の傷の痛みがぶり返す。そこに木村たちが現われ、若者を車に押し込む。番場が抗議すると、木村は奇獣は番場の両親が殺された頃とは別物になっていて人間のふりをする知恵さえあるという。そして車の中の若者の姿は、人の姿を失って怪物になっていた。


■感想

 アメリカンB級シネマでおなじみの、「ヤンチャな若者たちが、わざわざ深夜に危険ぽいところに出かける→当然怪物に襲われて酷い目に会う」、というパニックホラー物の定番的な展開。ただし、最後がちょっとひねっているのが味があって良し、ですよ。