感想:アニメ(新番組)「アイドルメモリーズ」」第1話「栄光のティアラ」

TVアニメ「アイドルメモリーズ」公式サイト http://idol-memories.com/
放送 AT-X

【※以下ネタバレ】

高速ネット通信とVR技術の革新により、自宅にいながらリアルな旅行体験やライブ体験が一般化している近未来。アイドル活動もその在り方を変え、主にネットを介したVR空間が活動の拠点となり、アイドルNo,1を競う「アイドルリーグ」が開催され、全世界的にアイドルニーズが高まっている。世界各地ではアイドル育成を目的とされた学校が設立され、かつては世界的に活躍したアイドルを数々輩出した「私立華音学園」もその中のひとつだが、現在は「アイドルリーグ」のランキング上位に入ることなく低迷している。そんな学園に世界各国から入学してきた個性豊かなアイドルの卵たちの、2つのユニットが、互いに切磋琢磨しながら、アイドルリーグのトップを目指す!

 

第1話 栄光のティアラ

 

あらすじ

・Aパート(アニメ)

 近未来か、もしくは別の世界。歴史あるアイドル育成校「私立華音学園」では、アイドルグループ「StarRing」と「Shadow」のメンバー各三人、計六人が「ワールドアイドルリーグ」のナンバーワンに与えられる「栄光のティアラ」を目指して日々レッスンに取り組んでいた。そして、最後、華音学園を蹴落とそうという別の学校の関係者(多分)の男たちが、フフフとか怪しげに笑っているシーンで次回に続く。

脚本:大野木寛 絵コンテ:菊池カツヤ/博史池畠 演出:菊池カツヤ/博史池畠 作画監督:奥山玲奈/大塚あきら



・Bパート(実写)

 メインの女性声優六人組によるコーナー。アニメの内容を題材にしたクイズ大会とか、「オタク用語を中国語で何というか教えてくれる語学講座」とか。


感想

 うん、ちょっとこれはね……

 アニメパートは、アイドルマスターをコピーしてやっすくした感じで、3DCGキャラが踊りながら歌うシーンとか、まんまという感じがします。あと、アイドルがバーチャル空間で変身して敵とバトルする、という設定が、やはり安い系アイドルアニメだった「VENUS PROJECT -CLIMAX-」くりそつじゃないかと……

perry-r.hatenablog.com


 しかも、アニメは15分で終わっちゃって、後半は声優の顔出しコーナーになってしまい、アレ?となりました。確かに実写パートが有るとは聞いていましたが、最後の3分くらいに声優のミニコーナーがある程度だと思っていたんですよ。まさか後半丸々声優が顔出しで番組を展開するとは……

 オープニングを良く見ると、作っているのは日本人ですが、「企画」のところに並んでいるのは明らかに中国人名。さらにアニメパートのメインキャラであるアイドル6人の中に二人も中国出身者がいる……、

 「これは中国で放送されたアニメを日本に持ち込んだの?」とか思ったのですが、中国のゲーム会社が金を出して日本のアニメ会社に作らせた物だそうです。はぁ、なるほど。

 ひどくは無いけど、わざわざ時間を割いて見る必要は無いよねぇ、という程度のアニメでした。


 今後はアニメ業界も中国資本に席巻されていくのか……

制作会社
セブン・アークス・ピクチャーズ


スタッフ情報
【原作】Happy Elements Asia Pacific
キャラクターデザイン原案: 株式会社グラフィニカ
【監督】菊池カツヤ
【シリーズ構成・脚本】大野木寛
【キャラクターデザイン・総作画監督】奥山鈴奈
【美術背景】手塚プロダクション
3DCGアニメーション:テトラ
【音響監督】横田知加子
音響制作: グロービジョン



音楽
【OP】Project Frontier「毎日がGood Day」


キャスト
林薇薇:豊田萌絵
服部惺梛:早瀬莉花
早川心桜:木村優
梶原未来:相良茉優
羅雨照:青木瑠璃子
星七海:小原莉子
白雪翔子:水樹奈々
片岡宗一郎:さかき孝輔
安川みなと:劉セイラ
安川みなみ:高垣彩陽
速水蓮:置鮎龍太郎
森拓海:永塚拓馬