感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第5話(シーズン1 第5話)「刑務所突破作戦(後編)」

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放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 

第5話 刑務所突破作戦(後編) Old Man Out (Part 2)

 

あらすじ

ローラン・ハンド(マーティン・ランドー)が刑務所へ潜入。枢機卿の救出作戦は予定通りに進行していた。しかし突然、枢機卿処刑の命令が下る…。


自由主義のために戦っていた枢機卿が東ヨーロッパの刑務所に拘束されてしまった。救出に際し、警備兵の注意をひくため、IMFチームはサーカス団に扮する。ローラン・ハンド(マーティン・ランドー)が刑務所へ潜入。枢機卿の救出作戦は予定通りに進行していた。しかし突然、枢機卿処刑の命令が下る…。

【今回の指令】
 承前


【作戦】
 ローランは仲間に作戦中止を伝え、刑務所に面会に来たブリッグスに暗号で状況を伝える。ブリッグスはローランに脱走を指示した後、軍人に変装し、脱走者を捕らえたといってローランと共に刑務所に乗り込む。そして枢機卿を確保すると、全員でロープで屋上から脱出する。枢機卿の脱走を知った刑務所の所長は一座を捕まえようとするが、既に国境を通った後だった。


感想

 評価は、まあなんとか○


 予期せぬアクシデントにより当初の計画が狂ってしまったため、ブリッグスはすぐさま代わりの作戦を実行するのだが、これが「ローランとブリッグスが刑務所に乗り込み、看守たちを殴り倒して枢機卿を救出する」という強引なもので、綿密さの欠片も無く、かなり荒っぽい展開となった。前後編二回をかけてこれというのはちょっと残念ではあった。

 舞台となる刑務所は東欧随一の警戒厳重がウリとの事だったが、ローランがすいすい脱走できる上に、ブリッグスがニセ軍人に変装して突然乗り込んできても、わりとあっさりと通してしまう、など、警備体制がザルにしか思えなかったので、わざわざIMFが出張るほどの事だろうかと思ってしまった。

 やはり初期のエピソードは「緻密に組み立てた騙しで相手に一杯食わせる」という要素が無く、結末も物足りなさが残った。


他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com