感想:アニメ「タイガーマスクW」第8話「牙を剥く虎の穴」


300ピース ジグソーパズル タイガーマスクW 二頭の虎(26x38cm)

テレビアニメ「タイガーマスクW 」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/

【※以下ネタバレ】
 

第8話 牙を剥く虎の穴

 

あらすじ

 タイガーマスク/ナオトは新日本のシリーズで、被災地で開催された興行に参加する。そこは3年前にジパングプロレスが興行を行った場所だった。当時、被災し家も家族も失ったナオトは無気力状態で生きていたが、大介の試合を見てプロレスラーになることを決意したのだった。この会場でタイガーは棚橋とタッグを組み、初タッグにもかかわらず息の合ったところを見せて快勝し、最終戦の武道館大会で棚橋とタッグタイトルに挑戦することが決まる。

 一方GWMは再度の日本での興行を発表した。都内に新設した常設会場マックスドームで、覆面レスラーたちによるトーナメント戦「覆面ワールドトーナメント」を開催するとぶちあげる。しかも参戦レスラーには、アメリカ王者タイガー・ザ・ダークの他に、ナオトの怨敵ともいえるイエローデビルがいた。ミスXは他団体の覆面レスラーの参戦も待っていると言い、ナオトはトーナメントへの参戦を決意する。そして永田に新日の興行には出られないと詫びを入れる


脚本:千葉克彦  演出(絵コンテ):芝田浩樹  作画監督:阿部弘樹  美術:西山正紀/中林由貴


感想

 ここ数回あってもなくても良いような話を突っ込んできてダラダラした空気が漂っていましたが、ようやくやる気を取り戻した的な展開になってきました。「覆面ワールドトーナメント」というのが、先代の「覆面ワールドリーグ戦」を彷彿とさせて、ちょっといい感じ。

 拳太郎の「平成の隅田川決戦か!」というセリフには笑ったわ。これ昭和43年(1968年)日プロ時代の話なんで、昭和プロレス好きでも「いつの出来事だっけ」とすんなりとは出てこないやつ。完全に若い視聴者を置いてきぼりにしようとしています。ホントこのアニメは誰をターゲットにしているんだ。

 初登場の棚橋の声が鈴村健一で、GWMの脇役キャラ・ケビンの声が福山潤。なんというか声優の使い方が贅沢というか、または無駄っぽいというか。