感想:アニメ「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」第9話「アスモデウスの視線」


TVアニメ『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』OP主題歌「虹を編めたら」

アニメ『ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜』公式サイト http://haruchika-anime.jp/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第9話 『#09 アスモデウスの視線』

あらすじ

 吹奏楽部の練習中、草壁が倒れてしまい、原因は過労と貧血だと判明した。直後、吹奏楽部の名門校・藤が咲高校の吹奏楽部の部長と副部長が謝罪に飛んで来た。実は草壁は自校だけではなく藤が咲の吹奏楽部の指導も担当しており、春から一日も休まず働きづめだったらしい。藤が咲吹奏楽部は顧問の堺が突然自宅謹慎となり、顧問無しではどうにもならなくなったため、草壁を頼っていたという。しかし堺が何故謹慎しているのか生徒たちも知らないという。ハルタたちは草壁を藤が咲から解放するため、自分たちで問題の解決に乗り出した。

 ハルタ、チカ、界雄の三人は藤が咲に乗り込み、まず堺の担当クラスで直近の一ヶ月に三回も席替えが行われた事を知る。ハルタは教室内で盗撮が行なわれたと推理し、教育実習生の大河原もそれを肯定する。「アスモデウス」と名乗る何者かがクラス委員長(女子)を赤外線写真で盗撮して、その写真をネットに流していたという。しかも状況から考えて、盗撮の犯人も女子生徒だった。堺は犯人を特定したはずなのだが、何故か被害者の委員長にも校長にも犯人の名前を明かそうとせず、自主的に謹慎してしまったという。犯人らしい生徒は堺の謹慎後休校しており、特定出来たも同然だったが、何故堺がアスモデウスをかばうのか理由が分からない。

 ハルタは、盗撮されたのが委員長だけでなく、大河内も含まれていたと推理する。実は大河内は、過去の過ちで背中に入れ墨を入れており、今はそれを消そうとしていたが、赤外線写真にそれが写ってしまっていたのだった。大河内は自分が堺を縛っている事に気がつき、全員に事情を話して学校を去った。

脚本 : 吉田玲子


感想

 第五話「エレファンツ・ブレス」に匹敵する重い話を叩きつけてきました。でも不快じゃないので評価は高いところで安定中。

TVアニメ「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」ED主題歌「空想トライアングル」