あらすじ:小説「隔離船団」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 512巻)(2016年1月8日(金)発売)


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隔離船団 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-512 宇宙英雄ローダン・シリーズ 512) 文庫 2016/1/8
ペーター・テリド (著), H・G・フランシス (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)


球状星団M−13近傍の宇宙空間で、金色のレールに似たY字形の巨大物体が発見された!


球状星団M‐13近傍の宇宙空間に金色のレールにも似た巨大なY字形の物体があらわれた。それと同時に、M‐13にある惑星アルキストの商館では、空から土塊が降りそそぎ、さまざまな異生命体が跳梁跋扈しはじめ、住民は逃げまどうばかりだった。巨大なY字形物体は、超越知性体セト=アポフィスの新兵器なのだろうか? アルキストからの救援要請をうけたペリー・ローダンは、ツナミ艦二隻のチームを派遣することにした!

【※以下ネタバレ】


◆1023話 隔離船団(ペーター・テリド)(訳者:嶋田洋一)

 M−13のツナミ艦に移動したローダンは、M−13に出現した謎の物体が時間を操作して惑星アルキストを攻撃していると推測し、この物体を『時間転轍機』と名付けた。直後、時間転轍機の近傍に未知種族『セオリ人』の船団が出現した。セオリ人は種族全体が不治の病に感染しており、他の種族との接触を忌避していた。ローダンはセオリ人の病気が簡単に治療できるものだと知り、彼らを助けようとするが、その瞬間船団はまた時間転轍機の影響で消えてしまった。(時期:NGZ424年10月15日〜)



◇1024話 時間塵( H・G・フランシス)(訳者:嶋田洋一)

 ローダンたちは、惑星アルキストに降り注ぐ土塊が60万年の未来から送り込まれていることを知った。アルキストの住民は異変から逃れるため惑星から退去した。ローダンは時間転轍機から送り込まれる『時間塵』をくい止めるため、ツナミ艦で攻撃を仕掛けるが成果無しに終わった。同じ頃、ツナミ艦に密航していたイホ・トロトは、艦を離れると、アルキストの隣の惑星『アルキスタル』に逃走した。(時期:NGZ424年10月頃)