【コミック】ミリタリー+美少女漫画の新作「鋼鉄の乙女アングリフ」(桐嶋たける)を紹介する

Armour Modelling 2016年 06 月号 [雑誌]


 戦車プラモデル専門雑誌「アーマーモデリング」2016年6月号(5月13日発売)で、ひっそりと桐嶋たける氏が「鋼鉄の乙女アングリフ」という新連載を開始しました。模型雑誌のおまけ(?)だけに8ページしかありませんが、これが美少女+戦車という内容で、ミリタリーオタクにはちょっと嬉しい内容なんですなぁ。

お話

 舞台は独逸第三学園という女子高。この学校は周囲との競争に負けて(どんな争いかは不明)、学校内はハイパーインフレが進行して、学食のパンが一個数千円もするという状況に。そんな中、会長に就任した「兵長統子」は状況を打開するためには勢力拡大しかない、と考えます。そんな時、彼女は「疾風グデーリアン子」と出会い、彼女の使う「電撃拳」を試しに食らって「これだ!」と叫びます。そして同じ拳法を身に付けた少女たちを集めて、というところで次回に続く。


グデーリアン子って(笑)

 アーマーモデリング誌は「ガールズ&パンツァー」がお気に入りで、今までにガルパンプラモを何度と無く作っている上に、昨年末のガルパン映画版公開の際にはアニメ雑誌より遥かに力の入った特集をしていたくらいなので、予告編の絵を見て「もしかしてガルパンの外伝でも連載するのでは?」とか密かに期待していたのですが……、全然違った(笑)

 しかし謎の拳法「電撃拳」を使う「疾風グデーリアン子」が登場して、決め技が「騎士十字掌」ってアホか(笑) しかしこれで初回にして作品の方向性はよーく解りました(笑) (一応説明しておくと)第二次欧州大戦の美少女版パロみたいなもので、今後ロンメル子とかマンシュタイン子とかが出てきて、フランス学園とかをタコ殴りにして勝った勝ったとか喜ぶタイプの漫画に違いないわけですよ。うーん、この頭の悪そうな設定がこれはこれで楽しそうで、今後の展開にワクワクしますわ(笑)


花のみやこ!(1) (角川コミックス・エース)