感想:CGアニメ「サンダーバード ARE GO」第17話「海底急行の危機」


サンダーバード ARE GO

NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO http://www9.nhk.or.jp/anime/tag/
THUNDERBIRDS ARE GO http://thunderbirds-are-go.jp/
放送:NHK総合(毎週土曜日 17:05〜17:30) 全26話。

【※以下ネタバレ】


※他のエピソード→「サンダーバード ARE GO」あらすじ・感想まとめ

第17話 海底急行の危機 (2016年5月28日(土)放送)

あらすじ

モファット教授は新たに発見された量子「センチュリアム2−1」を世界防衛軍の研究所に運ぶため、ペネロープとパーカーが同行して、海底トンネルを走るレイキャビック急行でアイスランドへと向かっていた。そこへ、この量子を狙っていたフッドが巨大潜水艇でやってきて、海底トンネルの支柱を破壊してしまう。列車は緊急停止、トンネル内に水が流れ込んできたため、運転士はインターナショナル・レスキューに救助を求める。

 第13話「重力の井戸」の続編。

 前回の事件のおかげで、ブレインズの友人モファット教授は新量子「センチュリアム2−1(トゥエンティー・ワン)」を発見に成功し、教授はアイスランドにある世界防衛軍GDFの基地に運ぶ事になった。しかしフッドがこの量子を狙って何度も暗躍していたため、教授にはペネロープとパーカーが護衛として同行していた。一行は海底トンネルを走る海底急行でアイスランドに向かうが、フッドが潜水艦でトンネルを破壊してしまったため、列車は立ち往生してしまう。インターナショナル・レスキューはそれを知り救助に向かうが、その間にフッドは変装して列車に忍び込み、量子を奪って逃走する。サンダーバード2号・4号はトンネルごと列車を浮上させ乗客を救出し、さらに1号と4号のコンビネーションでフッドの潜水艦を吊り上げた。慌てたフッドは脱出カプセルで逃げ出すが、結局量子は潜水艦に置いたままとなり、無事インターナショナル・レスキューに回収された。


感想

 評価は○。


 新量子の奪い合いという設定がいま一つ理解できないものの、救助シチュエーションとしては「事故に遭遇した車両の海から引き上げ」ということで、いかにもインターナショナル・レスキューの出番という感じで実に良かったです。

 しかし、ブレインズが救助装備の「エアバッグ・ポッド」をトレーシーアイランドからアイスランド近辺まで送ってくるという展開は、ポッドの到着が早すぎ! 海の中を進んできたのにあっという間に届いています。サンダーバード1号に匹敵する超音速で到着した事になるんですけど(汗)

 ペネロープが列車の中でパーカーに「車を回して頂戴」としれっと命じたら、次の場面ではFAB1が海の中を突っ走っているのに笑った。空も飛べて海の中も進めて、って、もしかしてFAB1はあらゆるサンダーバードメカの中で一番万能なのでは?