ＴＶアニメ「スカーレッドライダーゼクス」公式サイト http://scared-rider-xechs.com/
放送 AT-X。全12話。
【※以下ネタバレ】
現実とは少し異なった地球。そこは「紅（あか）の世界」よりの侵略者【ナイトフライオノート】の脅威にさらされていた。人類は彼らに対抗するため、対位相外防衛機関【LAG】を設立、対ナイトフライオノート戦闘ユニット【スカーレッドライダー】を結成し、過去五回の全滅を繰り返しながら戦い続けていた。やがて一人の少女、麻黄アキラが教官兼指揮官としてLAGへ着任すると、止まっていたナイトフライオノートの侵攻が再び始まる。第六戦闘ユニット【スカーレッドライダーゼクス】のメンバー達は、アキラと共に世界を守るため、戦いに身を投じていく。これは彼女と少年たちの、愛と友情と、戦いの物語である。
第１話 『Track.01 RYUKYU Calling』
あらすじ
多分異世界からの侵略を受けている世界。冒頭で軍人が「六番目のディリゲント」と呼ばれるカプセルを琉球へと送り出した。一方琉球では、男子五人組の「ライダー」が構成する「第六戦闘ユニット」が、四年も敵が現われないため、今だ実戦が経験できないことをグチっていた。そのうちの一人、駒江クリストフ・ヨウスケは一人だけ「変身」が出来ず、他のライダーから距離を置いている感じである。また、近く第六戦闘ユニットには17歳の女子が戦闘指揮教官として着任する事になっていた。
やがて琉球の基地に「六番目のディリゲント」が到着するが、それを狙うかのように「ナイトフライオノート」の攻撃が始まった。四人のライダーは変身して戦うが、変身できないヨウスケは生身で輸送機に乗り込む。カプセルの中からは少女が現われるが、いきなりヨウスケに「死ねばいいのに」という。それがきっかけとなってヨウスケは変身して少女を救出する。
感想
評価は○。
原作は女性向けゲームだということで、まるっきり何の期待もせずに視聴したのですが、おやおやぁ？ 意外と面白いぞ。ちょっと驚いたな。
設定は、若者たちが特殊能力を持つ戦士で、異次元とかそういう世界から異形の化物が攻めてくる、という、最近では特に珍しくも無い世界観なのですが、女子向けのわりに男が見て寒気がするような雰囲気が無く、知らなければごく普通のラノベ原作物だと言われても信じてしまいそう。
また、冒頭に出てくる片目を隠した女性軍人・岡崎フジミ（渡辺明乃）さんがいきなりカッコいいので痺れたし、金髪少女の佐倉サロメ・ハコ（明坂聡美）も可愛いので、男の目から見てもなかなか嬉しい。
ライダーたちの変身した姿は、「バブルガムクライシス」のハードスーツをかなりダサくした感じですが、まあそこは気にしないことにしよう。
男の戦士５人を少女が指揮するという設定は「サクラ大戦の逆バージョンか！」と突っ込もうと思ったのですが、原作を見たらレッド・エンタテインメントだったので、なるほどと納得した。
初回は普通のラノベ原作アニメっぽい感じで、特についていけないようなところもなかったので、次回も見てみようなかぁと思います。
スタッフ情報
【原作】レッド・エンタテインメント「スカーレッドライダーゼクス」
【キャラクター原案】pako
【監督】小森秀人
【助監督】森山悠二郎
【シリーズ構成】永川成基（ストーリーライダーズ）
【脚本】永川成基、熊谷純（シナリオ工房 月光）、福島直浩
【キャラクターデザイン・総作画監督】羽田浩二
【サブキャラクターデザイン・総作画監督】嘉手苅睦
【エフェクトコンセプト・エフェクト作画監督】橋本敬史
【メカニカルデザイン】柳瀬敬之
【スカーレッドライダー・ナイトフライオノートデザイン】植田羊一
【色彩設計】小針裕子
【音響監督】森下広人
【音楽】阿保剛、原田ナオ
【音楽制作】5pb. Records
【アニメーション制作】サテライト
音楽
【OP】駒江クリストフ・ヨウスケ(CV:鈴木達央)、霧澤タクト(CV:宮野真守)「青と紅のフォルツァート」
【ED】無月ヒジリ(CV:KENN)「old revelation」
キャスト
麻黄アキラ：清水彩香
駒江クリストフ・ヨウスケ：鈴木達央
霧澤タクト：宮野真守
津賀ユゥジ：近藤隆
鞍馬ヒロ：下野紘
錫木カズキ：高橋広樹
無月ヒジリ：KENN
フェルナンデス：竹本英史
レスポール：浪川大輔
ディバイザー：小山力也
デュセンバーグ：高橋直純
リッケンバッカー：岡本信彦
エピフォン：藤原祐規
甘粕ソーイチロウ：遊佐浩二
石寺ハヤト：上別府仁資
佐倉サロメ・ハコ：明坂聡美
グランバッハ：安元洋貴
