感想:アニメ「タイガーマスクW」第12話「タイガー×タイガー」


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テレビアニメ「タイガーマスクW 」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/

【※以下ネタバレ】
 

第12話 タイガー×タイガー

 

あらすじ

 「覆面ワールドトーナメント準決勝当日。タイガーマスク/ナオトは未だ必殺技の完成に至っておらず、棚橋を相手にぎりぎりまで技の練習を続ける。

 準決勝第一試合、イッツ・ザ・エース(棚橋)対イエローデビル戦は、棚橋がタイガーの技の実験台になって肩を怪我していたため、試合に精彩を欠き、結局セコンドの若松/ドラゴンヤングがタオルを投入して試合を止める。

 第二試合、タイガーマスク対タイガー・ザ・ダーク/タクマは、ダークが新必殺技ダークネス・ホールド(新卍固め)を繰り出し、タイガーは大ピンチに陥る。しかし観客として駆け付けていた大助の応援にタクマは動揺、逆にナオトは力を取り戻す。そしてついにタイガーは新必殺技のサマーサルトからのニードロップを成功させ、からくもダークに勝利した。こうして決勝戦はタイガーマスク対イエローデビルと決定する。


脚本:千葉克彦  演出(絵コンテ):後藤康徳/西田正義  作画監督:中野彰子  美術:西山正紀/木賊美


感想

 新卍固めとはクラシカルな技を……、しかし、21世紀にわざわざタイガーマスクを視聴するような一握りの物好き(アニメ好きでかつプロレス好きというすごく狭い層)にとっては、こんな技は常識レベル。スタッフの遊び心を称えてあげたいところですな。

 ところで、タイガーの新技なんですが……、いやこれ物理的に不可能だろ! サマーソルト(後方宙返り)したのに、そのまままた対戦相手に吸い寄せられるように突っ込んでいってひざ蹴りぶち込むとか、空飛べないと無理だから。ダークの技があくまで現実レベルなのに、タイガーの方はトンデモレスラー化してきたぞ。