感想:アニメ「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」第4話「無線HAMファイターズ」

AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- ヒロインB2タペストリー

AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-(アキバズトリップ・ジ・アニメーション) 公式サイト http://akibastrip-anime.com/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)(全13話)

【※以下ネタバレ】
 

第4話 『TRIP4 無線HAMファイターズ』 (2017年1月25日(水)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 タモツは今度はアマチュア無線熱がぶり返し、自前の巨大アンテナを建てるほどのめり込む。そんな時、アキバにバグリモノが現れ、毒電波を放つ「第二東京タワー」を建設して、怪電波を発し、周辺の無線機器やコンピューターを破壊してしまう。バグリモノはラトゥのかつての同僚「毒島電子」(竹達彩奈)だった。タモツたちは、タワーの放つ毒電波でやけどをしてしまい、接近することすらできない。

 ラトゥは、事態の打開のヒントを得るため、今はブラジルでガリンペイロ(金鉱採掘人)をしている恩師の柳生田博士に連絡を取ろうとする。タモツのアマ無線を使い徹夜で呼びかけを続けた結果、博士からは「ALMHK」という謎めいたメッセージが帰ってくる。

 ラトゥはALMHKが「アルミ箔」、つまりアルミホイルを意味していると気が付き、ファーストフードのチキンに付いているアルミホイルを集めまくって、タモツ・まとめ・有紗の防護服を作成する。アルミホイルは電波を遮断するため、三人は今度は毒電波をものともせずタワーに突入し、電子をクロバグから解放してタワーを破壊した。


脚本/兵頭一歩 絵コンテ/博史池畠 演出/北井嘉樹 総作画監督佐々木貴宏 作画監督/青野厚司


感想

 前回がオーディオ編で、今回はアマチュア無線編。多分今回タモツがいろいろと口にしていた機種とか特徴も実際のもので、マニアが聞けば大ウケするネタじゃなかろうかと推測します。もしかして毎週一個づつアキバ関連のネタを取り上げていくという方針?

 今回は、中盤までは「展開がタルいなぁ、4話目でついに失速?」と軽く失望したのですが、終盤のアルミホイル防護服でタワーに突っ込む当たりの展開はちと面白かったので、胸を撫で下ろしたというところです。


 さて、今回のゲストキャラ・毒島電子の声って竹達彩奈だったんですね。気が付かなかったわ。ゲスト声優が毎回やたら豪華なのも、やはりイヤホンズ三人組がまとめて出ていた「それが声優!」を想起させます。監督も同じだしな。

 思うのですが、この番組と「それが声優!」の関係って、監督が同じ、メインキャスト三人組が同じ(イヤホンズ)、毎回豪華ゲストというところも同じ、と、やたらと似通っています。これは「アクマイザー3」終了後、主役三人組が転生したという設定で作った続編といえなくもない番組「超人ビュビューン」を思い出すわけですよ。なんか似てね?

 さらにこのアニメ、ゲームが原作のふりをしていますが、「アキバで敵と服を脱がせっこする」という点を除いてほぼオリジナルらしい……、良いのかそれ。まあ実質「それが声優!2」だとしても、割と面白いのでこっちは文句ないですけど。


一件落着ゴ用心【AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-盤】