感想:アニメ「風夏」第4話「ライブ!」


風夏(14) (講談社コミックス)

TVアニメ『風夏』公式サイト http://fuuka.tv/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第4話 『#4 ライブ!』

 

あらすじ

 風夏は優と小雪の姿を見るなり、そのまま逃げ出してしまう。次の日、風夏は優をあからさまに無視し、優はいたたまれない気持ちになる。優は風夏を捕まえて、小雪が昔の友達であり最近ツイッターで連絡を取り合いだしたこと、炎上などを用心して他人には内緒にしていたこと、を説明するが、却って風夏からは「周囲に言いふらすと思っていたのか」と不興を買い、余計に怒らせてしまうことに。

 そんな状況の中、海の家に、友美先生や陸上部の那智が様子見に現れ、那智は改めて風夏に陸上部に入るように勧誘する。風夏は自分は音楽を始めて(昔有名だったバンドの)ヘッジホッグスのようになると言い切ると、突然友美先生が照れ始める。実は友美や海の家の主人はヘッジホッグスのメンバーだった。ヘッジホッグスはボーカルのたまが失踪し、もう一人が探しに出かけたため、今は活動休止状態だった。

 風夏は勢いで那智に自分の音楽の才能を証明することになり、ヘッジホッグスの三人+優の演奏に合わせて、ヘッジホッグスの曲を歌う。那智は歌を聞いてしぶしぶその才能を認め、陸上部への勧誘をあきらめる。さらにうっかり自分がドラムの経験があることを口にしてしまったため、風夏から勝手にバンドの一員にカウントされてしまう。

(※その後、夜の砂浜で優が風夏を押し倒す幕間劇あり)

 そしてバイトが終わり、優は久々に自宅に戻ってくるが、玄関を開けると、何故か小雪がいた。


●脚本:朱白あおい ●コンテ:福冨博、尋田耕輔、久慈悟郎、水本葉月 ●演出:尋田耕輔


感想

 やっべぇ……、このアニメ、もしかすると今期最強のアニメかもしれません(笑)

 「よろめいた女の子を抱きとめたら、もう一人の女の子に見られてあらぬ誤解を受けてしまいました」とか「学校の(担任の?)先生が実は超有名バンドのメンバーでした」とか「歌ってみたらプロも認める天才ボーカルでした」とか「砂浜でよろけて女の子を押し倒してしまいました」とか、もういちいち笑い声をあげるしかない展開で、見ている間半笑いが抜けませんでした(笑)

 しかし、何故かその「トンデモ」の半歩前展開がクセになるというか、異様に面白くて仕方ない。全く期待もしていなかったのですが、これは予想外の金鉱を掘り当ててしまったか?(笑)


Fair wind ―瀬尾公治画集―