紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「自転する虚無」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 537巻)(2017年1月24日(火)発売)

自転する虚無 (宇宙英雄ローダン・シリーズ537)

http://www.amazon.co.jp/dp/4150121109
自転する虚無 (宇宙英雄ローダン・シリーズ537) 文庫 2017/1/24
H・G・フランシス (著), K・H・シェール (著), 星谷 馨 (翻訳)


サウパン人科学者ラウデルシャークは、セト=アポフィスの影響から逃れる方法を発見し、瓦礫フィールドの基地から脱出する。しかし、たどりついた自分たちの宇宙艦で、不死身の“究極の生物”トラアーに襲われる。イホ・トロトはそのラウデルシャークの捜索を命じられ、かれをなんとかトラアーから救出する。近くの別の基地に連れていくのだが、そこは謎の存在「自転する虚無」に近づきすぎ、のみこまれようとしていた!

 
【※以下ネタバレ】
 
◆1073話 自転する虚無(H・G・フランシス)(訳者:星谷 馨)

 (1067話からの続き)。イホ・トロトは瓦礫フィールドにはセト=アポフィスに支配された生物の基地が多数あり、『自転する虚無』の自転を止め封印を解こうとしている、という事を知る。やがて基地の一つに『アウエルスポール』なる謎の存在が現れ、基地を「自転する虚無」に墜落させようとするが、トロト達の活躍で食い止められる。しかしセト=アポフィスとアウエルスポールの関係は謎のままだった。(時期:不明。NGZ425年4月頃?)



◇1074話 M-3より呼ぶ声(K・H・シェール)(訳者:星谷 馨)

 (1071話からの続き)。NGZ425年8月。ローダンたちはポルレイターの本拠「五惑星施設」近傍にたどり着くが、星系はポルレイターも知らない未知バリアで封鎖されていた。グッキーたちはバリアを突破して惑星『ユルギル』にたどり着き、1600年前の25世紀初頭に行方不明になった太陽系艦隊提督「クリフトン・キャラモン」と出会う。この星はポルレイター種族の掟を破り、他の生物を乗っ取った堕落したポルレイターが支配していた。(時期:NGZ425年8月12日~)