感想:アニメ「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」第6話「メモリがいっぱい」

AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- ヒロインB2タペストリー

AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-(アキバズトリップ・ジ・アニメーション) 公式サイト http://akibastrip-anime.com/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)(全13話)

【※以下ネタバレ】
 

第6話 『TRIP6 メモリがいっぱい』 (2017年2月8日(水)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 タモツはパソコンが不調で新調を考え始めていたが、ちょうど同じころアキバでは「モフマップ」という会社がアキバの住人限定で、結構な性能のパソコンを信じられないような低価格で売り出していた。タモツは一度はモフマップを訪ねるものの、やはり独自のパソコンがほしいと、かげさんの助言をもとに自作パソコンを組み上げる。

 パソコンにラトゥが作ったオリジナルOS「ラトックス」をインストールすると、OS独自の人工知能が起動し、タモツはOSに「ぴゅう子」(小倉唯)と名付け夢中になる。さらにラトゥがパソコンにボディを追加したおかげで、ぴゅう子は自由に歩き回れるようになった。

 そんな時、モフマップのパソコンから手足が生える、という怪現象が目撃され、タモツたちはモフマップの店に乗り込む。タモツたちの予想通り、モフマップの社長ローリーバーバラ(久川綾)はバグリモノで、パソコンに偽装した小型ロボでアキバ支配をたくらんでいた。タモツたちはローリーバーバラをあっさり倒すが、残された小型ロボが合体して巨大ロボになり暴れ始めた。タモツは電源コードを引っこ抜いてロボを倒すが、ロボは自爆モードに入り、100秒後に大爆発を起こすと言い出す。タモツたちは打つ手がなく進退窮まるが、ぴゅう子が巨大ロボを抱えて宇宙に飛び出し、両者は大爆発して消えた。


脚本/雑破業  絵コンテ・演出/八谷賢一 総作画監督佐々木貴宏 作画監督/鎌田均


感想

 今回はアキバの1990年代を代表するパソコンのお話。30分しかないのに、新キャラの登場から泣かせオチまできちんと組み込まれていて、さすが雑破業先生の技であります。

 ぴゅう子のボディが、なんか「ソフトベンダーTAKERU」の販売機を思わせる黄色と灰色の組み合わせだったのにはちょっとウケた。

 今回のゲストキャラは、ぴゅう子=小倉唯、というのは別にどうということはないのですが、もう一人、敵方の「ローリーバーバラ」(=ロリBBA……、おいおい)役が久川綾って、毎回大物声優がさらっと登場してきますなぁ。久川綾はもうここ4~5年は(プリキュアを除けば)母親役とかのキャリア相応の演技だったのですが、今回の話を見る限り、若い声もまだまだイケますよ。


一件落着ゴ用心【AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-盤】