感想:アニメ「風夏」第9話「デート!」

風夏(14) (講談社コミックス)

TVアニメ『風夏』公式サイト http://fuuka.tv/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第9話 『#9 デート!』

 

あらすじ

 先日の海での一件以降、優と小雪の中は急接近し、頻繁にデートを重ねるようになっていた。小雪は普通に歌えるようになって仕事に復帰し、公私とも幸せいっぱい状態だった。

 優たちのバンド「The fallen moon」(ザ・フォールンムーン)は、ライブハウスでオープニングアクトを務めることが決まり、ライブハウスでの演奏にメンバーの気持ちも高揚していた。風夏は、それに合わせてオリジナル曲の演奏を提案し、自ら曲作りを買って出る。その後、曲は出来たものの、歌詞の方に手こずりなかなか完成しない。

 そんな時、風夏は沙羅の兄ヒサシから呼び出され、音楽プロデューサーに引き合わされる。プロデューサーは風夏にプロデビューを持ちかけるが、風夏はきっぱり断る。しかし、その帰り道、優と小雪が出会っている姿を見てモヤモヤしたものを感じる。


●脚本:待田堂子 ●コンテ:山田浩之 ●演出:左藤洋二


感想

 ええっ!? 今回のエピソード、前回のラストと話がつながって無くないですか?

 てっきり夜の海で優と小雪が対面しているシーンからスタートすると思っていたのに、唐突に「あれからずいぶん経ちまして……」というところから始めちゃうからびっくりしましたよ。しかも小雪が声が出なくて活動休止の話はもう終わっていて、「普通に声が出るようになって仕事に復帰して頑張ってます」という事になってる……、おいおい、あれだけ深刻そうに話を持って行ったのに、あっけなく解決しすぎ!

 情報によると8話から原作を離れたオリジナル展開との事なので、それでつながりが変になっちゃったんでしょうか。今までが結構面白かったので、それだけに今回の変な展開はなんかガックリ来ちゃったな。


 それにしても小雪、優とのツーショット写真を撮られて大騒ぎになって、マネージャーから優にもう会うなってきつく言い渡されたのに、無視して相変わらずデートしまくり。全く反省していないようです。


風夏 B2タペストリー A
Fair wind ―瀬尾公治画集―