アニメ「クラシカロイド」HP http://www.classicaloid.net/
放送 NHK Eテレ。土曜日17:30~18:00。全25話。
【※以下ネタバレ】
第24話 『♪24 八音の世界・後編』 (2017年3月25日(土)放送)
あらすじ
ベートーヴェンはバッハ化したシューベルトを殴り倒して正気に戻し、七人そろったクラシカロイドたちはムジークを発動して、押し寄せるバッハ化した人間たちの撃退を開始する。ところがバッハ化した人間たちは次から次からやってくるため、いくらやってもキリがない。そんな時、響吾から歌苗に連絡が入り、全ての元凶はアルケー社の研究所に設置されている機械だと知った歌苗は、ベートーヴェンとモーツァルトに助っ人を頼み、機械を止めに向かう。
一方、バッハは自力でオクトヴァから抜け出し、オクトヴァを停止させる。三弦は崇拝するバッハに染められた世界を望んでいたが、バッハは三弦に、自分が求める世界には八人のクラシカロイドたちのそれぞれ異なるムジークが必要なのだと説く。
研究所にたどり着いた歌苗たちは、立ちふさがるミツルロイド改を撃破して、バッハの前にたどり着く。バッハは歌苗たちに、自分が作ろうとしているのは、歌が消費される対象ではなく、人間全員がクラシカロイドとなり音楽で意思疎通する世界だと明かす。しかしベートーヴェンもモーツァルトも四六時中音楽漬けの世界などまっぴらごめんと拒否し、バッハに戦いを挑む。歌苗もまた、音楽は日常的に使われるものではなく、何かしら「特別な思い出」と関連付けられるものだと主張する。その言葉にバッハは思い当たるところがあり、結局ベートーヴェンとモーツァルトのムジークに敗れる。
戦いの後、歌苗たちは、バッハが「理想の世界なら音楽で異世界の住人とでも意思疎通可能」と言っていたことを思い出し苦笑する。ところが次の瞬間、宇宙から巨大な宇宙船がハママツの上空に飛来していた。続く。
感想
今まで散々ふざけたことをやってきたアニメでしたが、ラストバトルは大まじめの迫力展開で見ごたえありましたね。今回の戦いは、12話のベト&モツ対バッハの再戦となりましたが、今回は見事主役コンビが勝利しました。しかし、12話以降、この二人が成長するきっかけとかエピソードとかあっただろうか? 全く思いつかないんですが……
そして最後はなんとエイリアンの地球訪問……、おいおい(笑) どうやって収拾する気なんだ(笑) ありがちにクラシカロイドが人類代表として円盤と共に旅立つのか(笑) あまりにオチが気になりすぎてもう次回が待ちきれません(笑)