感想:NHK番組「サイエンスZERO」『若きエンジニアが集結!NHK学生ロボコン直前スペシャル』


ロボコンマガジン 2017年 07 月号 [雑誌]

サイエンスZERO http://www4.nhk.or.jp/zero/
放送 NHK Eテレ

【※以下ネタバレ】
 

サイエンスZERO』は、私たちの未来を変えるかもしれない最先端の科学と技術を紹介するとともに、世の中の気になる出来事に科学と技術の視点で切り込む番組です。

 

若きエンジニアが集結!NHK学生ロボコン直前スペシャル (2017年6月4日(日)放送)

 

内容

http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-06-04/31/21039/2136637/
6月4日日曜 NHKEテレ1 午後11時30分~ 午前0時00分


「若きエンジニアが集結!NHK学生ロボコン直前スペシャル」


6月11日(日)に開かれるNHK学生ロボコン。全国の大学・大学校・高専など24チームが集結するロボットの祭典。その見どころをたっぷりとご紹介!


6月11日(日)に開かれるNHK学生ロボコンは全国の大学・大学校・高専など24チームが集結するロボットの祭典。見どころをたっぷりとご紹介!ここで選ばれし2チームが8月27日に東京で開かれるABUアジア・太平洋ロボコンへと駒を進める。ことしはウレタン製のディスクを投げ合う競技で、一発逆転の余地は十分!アイデア満載のロボットを多数紹介する。


【ゲスト】東京工科大学 機械工学科長・教授…松尾芳樹,吉本実憂,【キャスター】南沢奈央,竹内薫,【語り】土田大

 今年で30周年となるロボコンの特集。


ロボコンの生みの親は東京工業大学の森政弘教授。教授は1980年代に学生に元気がない事を気にしていたが、1981年8月に「単一乾電池一個で車を走らせられるかやらせてみよう」と思いつき、翌1982年2月に学生を四班に分けてカーレースを開催した。これが大いに盛り上がった。

 6年後の1988年に、NHK主催で全国の高専学生が参加する乾電池カーレースが開催された。これが発展して現在のロボコンとなった。


ロボコンは、夏(6~8月)に開催される大学生の大会「学生ロボコン/ABUアジア・太平洋ロボコン」と、冬(10~12月)に開催される「高専ロボコン」の二種類がある。


・次の日曜の6/11に学生ロボコンの大会が開催される。この大会に勝ち抜いた二チームが、8月に東京で開催される「ABUアジア・太平洋ロボコン」に出場できる(東京開催なので特別に二チーム参加できる)。

 今回の競技は遊戯用のウレタンディスクを投げて得点を競うが、ディスクは正確に同じ仕様で作られている訳ではないので、ばらつきがあり、一つ一つ飛び方が違う。今回の競技は「同じ仕様の物を正確に扱う」のではなく、「それぞれ微妙に異なる物を上手く扱う」という技術が要求される。


・参加する各大学のロボットをちらっと紹介。ディスクを一枚ずつローラーで打ち出すものもあれば、何枚も重ねてまとめて放り投げることで各ディスクの差異の影響を無くすという物もあり、多種多様。


感想

 来週6/11(日)開催の学生ロボコンの宣伝番組。しかしロボコンの始まりがこんな素朴なカーレースだったとは知りませんでした。ちなみに森政弘氏は日本のロボット研究の超大物だそうで、しかも今年90歳だそうです。とてもそんな歳には見えませんでした。若い!