ナイツ&マジック│TVアニメ公式サイト http://knights-magic.com/
放送 BS11。全13話。
【※以下ネタバレ】
第10話 『第10章 War & Princess』
あらすじ
エルたちはクシェベルカ王都に潜入し、シルエットギアでエレオノーラ王女たちを救出して逃走した。その後をジャロウデク王国軍の空飛ぶ船レビテートシップが追跡してくるが、エルはイカルガで撃退した。その後、エルはマルティナと交渉し、クシェベルカ軍残党のシルエットナイトを強化する代わりに、倒した敵のシルエットナイトを全部もらう、という契約を結ぶ。
やがてジャロウデクのシルエットナイト軍が銀鳳騎士団の拠点に攻め込んでくるが、強化改造されたクシェベルカのシルエットナイトにあっさり撃退される。カタリーナ王女はケルヒルト(井上喜久子声の姉御)の一党に攻撃を命じるものの、ケルヒルトたちは待ち伏せていた銀鳳騎士団により壊滅させられる。
脚本:横手美智子/絵コンテ:斉藤哲人/演出:重原克也/作画監督:小島 彰、小菅和久、柴田篤史、谷川政輝、望月俊平、山中正博
感想
……、え? 総集編?
と誤解してしまうくらいのすさまじい早送り回でした。
・見せ場となりそうな王女たち救出作戦
・追ってきた敵の空飛ぶ船との戦い
・弱いシルエットナイトを強化する話
・因縁の井上喜久子キャラとの最終決戦
の全てを実に軽く片付けてしまい、ビックリするくらいのコクの無さでしたよ。多分戦争の最終決戦までやらないといけないからこの猛突進ぶりなのだと思いますが、この展開、原作をめちゃくちゃないがしろにしてないですか?
最終回で丁度いいキリのところまで行くのに、こんなに無理をしないといけないのだとしたら、このアニメの企画自体に何か問題があったのではないのか……、井上喜久子キャラのあまりと言えばあまりに軽い死に様に「これで良いのか……」とはてなマークが乱舞する回でした……