感想:アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」第2話「鯨(ファレナ)の罪人たち」

クジラの子らは砂上に歌う 1 (ボニータコミックス)

TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」公式サイト  http://kujisuna-anime.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第2話 『第二節 鯨(ファレナ)の罪人たち』

 

あらすじ

 オウニ・チャクロ・リコスは流れ島にやってくるが、そこにはリコスが作った仲間の墓が無数に並んでいた。さらにリコスは奇怪な生物の前に二人を導き「リコス」とは、自分ではなくその生物「ヌース」の名前だと語る。

 ヌースは人間の感情を食べる生き物であり、リコスたちは感情をヌースに与えているため、自分の感情という物を失っていた。リコスは泥クジラの外の世界は、感情を持たない「アパトイア」たちが戦いを続けているのだといい、オウニたちが求めるような物は無いので、自分をこの島において立ち去るように言う。

 結局チャクロたち三人は泥クジラに連れ戻され、オウニはまた地下牢「体内」送りになった。長老会は流れ島に向かう事も、島から何かを持ち帰ることも厳しく禁じる。リコスは長老会に何か重大なことを伝えようとするが、長老会のメンバーはリコスに会おうとしなかった。

 やがてリコスの危惧したとおり、泥クジラの側に別の島が現れ、兵士たちが攻撃を仕掛けてきた。


脚本:横手美智子/絵コンテ:カサヰケンイチ/演出:イシグロキョウヘイ/演出協力:桜美かつし総作画監督飯塚晴子総作画監督補佐:萩原弘光/作画監督:松元美季、坂本哲也、奥田哲平、小林 理


感想

 ああ、やっぱりこれは良い作品。原作の雰囲気が100パーセント出ている上に、フルカラー(当たり前)であの世界が描かれて実に見やすい。さらに声優の配役も概ねイメージ通りなのも嬉しい所。OP/ED曲も結構いい。
と、原作スキーが文句のつけようがない出来栄えです。

 はっきり言って視聴前は全く期待していなかったののですが、信じられないようなスーパークオリティアニメで、感激しまくってます。今期はこれが(心の中の)覇権アニメになりそうだ。
 
 
クジラの子らは砂上に歌う 2 (ボニータコミックス)