感想:アニメ(新番組)「ラーメン大好き小泉さん」第1話「ヤサイマシニンニクカラメ/まーゆ/こってり」

ラーメン大好き小泉さん トレーディング缶バッジ カラーC

アニメ「ラーメン大好き小泉さん」公式サイト http://ramen-koizumi.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

今日もどこかで彼女はラーメンを食べている――


クールで無口。他人と馴れ合わないミステリアスな転校生「小泉さん」彼女は日々おいしいラーメンを追い求めるラーメンのプロだった…!?ガツンと本格派ラーメングラフィティいざ着丼!

 

第1話 ヤサイマシニンニクカラメ/まーゆ/こってり (2018年1月4日(木)深夜放送)

 

あらすじ

・ヤサイマシニンニクカラメ

 可愛い女の子が大好きな大澤悠(=女子高生)は、転校してきたばかりの美人クラスメートの小泉さんに大注目しているが、小泉さんはクラスの誰とも話そうとしない孤高の存在で、近づくきっかけがない。

 ところがある時、悠は小泉さんが開店前のラーメン屋の行列に並んでいるのを目撃し、衝動的に一緒に列に並んでしまう。そしてよく解らず小泉さんと同じメニューを注文するが、出てきたのはどんぶり山盛りのラーメン。しかし小泉さんはそのメニューをあっという間に片付けてしまう。

 悠は小泉さんのラーメン好きという意外に庶民的な一面を知り、今後仲良くしましょうと言うものの、小泉さんにすげなくお断りされてしまうのだった。


・まーゆ

 悠は小泉さんが学食のラーメンを食べている事に気が付き、同じメニューを注文する。そして入っている「馬油」が「うまあぶら」だと思い、とんこつ(豚)と馬は合うね、とか絶賛していると、小泉さんに「馬油=まーゆ」で、しかも「にんにく揚げた香味油」、馬とは全く関係ないと訂正される。

 そして悠は熊本ラーメンのうんちくを語り始めた小泉さんにうっとりしていたが、一緒にラーメンを食べに行こうと誘ってみたものの、冷たく拒絶される。しかし悠は今日は小泉さんと一杯話せた、と前向きだった。


・こってり

 悠は帰宅途中の小泉さんに声をかけて華麗にスルーされるが、めげずに尾行し、小泉さんがラーメン店に入ったのでそこまでついてくる。そしてカルボナーラスパゲッティ級のこってりスープのラーメンを食べつつ、小泉さんのラーメンうんちくを堪能する。翌朝、悠はまた小泉さんに冷たくあしらわれるが、「朝から話せた!」と大喜びだった。


感想

 評価は○。

 隔月誌「まんがライフSTORIA」の連載がついにアニメ化。隔月&連載一回あたりの量もさして多いわけではない、というハンデがありつつ、原作をために溜めることでようやくアニメ化にこぎつけました。

 原作が大好きなので視聴前はドキドキでしたが、雰囲気はおおむね原作通りでまずまずの満足度です。鳴見なる氏の絵は思いっきりアニメ絵なので、アニメ化しても全然問題ないですね。

 小泉さんの声が竹達彩奈というのは、なんか微妙に違う気もしますが、主役級の経験十分ですし、今後こっちが慣れていけば問題も無い事でしょう。

 という事で順調な滑り出しでした。

おまけ

 「ラーメン」と「小泉さん」の関係ってみんな解って読んで/見ているのかな。昭和世代なら常識なんですけど……
 
 

ラーメン大好き小泉さん


制作会社
Studio五組


スタッフ情報
【原作】鳴見なるラーメン大好き小泉さん」(「まんがライフSTORIA竹書房刊)
【監督】セトウケンジ
【シリーズ構成】髙橋龍
【キャラクターデザイン】谷拓也
総作画監督】谷拓也、桜井正明
美術監督】若林里紗(アトリエPlatz)
色彩設計】松山愛子
【撮影監督】浅黄康浩
【編集】三嶋章紀
【音響監督】本山哲
【音響制作】グルーヴ
【音楽】田中貴、細野しんいち
【音楽プロデューサー】福田正夫
【音楽制作】フライングドッグ
【キャスティングプロデューサー】谷村誠
【ビデオ編集】IMAGICA


あらすじ
今日もどこかで、彼女はラーメンを食べているー。クールで無口な美人女子高生の小泉さんは毎日おいしいラーメンを求めて食べ歩く生粋の“ラーメン通”だった。小泉さんはラーメン以外のことには興味がなく他人と馴れ合わない。ただひたすら求め続けるのは“ラーメン”のみ! ラーメンあるところに小泉さんあり!ひたすらストイックにラーメンを食べ続けるその姿は見る 人すべてを魅了する。ガツンと本格派ラーメングラフィティ、いざ着丼!


音楽
【OP】鈴木みのり「FEELING AROUND」
【ED】西沢幸奏「LOVE MEN HOLIC」


キャスト
小泉さん:竹達彩奈
大澤悠:佐倉綾音
中村美沙:鬼頭明里
高橋潤:原由実

 
ラーメン大好き小泉さん 1 (バンブーコミックス)