TVアニメ「覇穹 封神演義」公式サイト http://www.tvhoushin-engi.com/index.html
放送 BS11。
【※以下ネタバレ】
現代から三千年以上前の古代中国、殷王朝時代。
時の皇帝・紂王は文武両道に長けた明君であった。
だが、絶世の美女・妲己を皇后に迎えて以来、かつての明君は、魂の脱殻のような状態に変わり果ててしまう。
邪心を持つ仙女・妲己の術によって、紂王はあやつり人形と化しているのだ。
妲己とその仲間たちは、王朝を支配し、民を食い物にしながら、自分たちは贅沢三昧の日々を送っていた。
そんな人間界を救うために、悪しき仙人・道士たちを神界に封じ込める“封神計画”が実行に移された。
第1話 封神の書 (2018年1月12日(金)深夜放送)
あらすじ
古代中国・殷では、仙女・妲己(だっき)が歴代の皇帝の妃となって皇帝を操り、国を食い物にしていた。仙人たちは妲己一味の悪行を止めるため、道士・太公望に妲己一味である365人の道士を封印する「封神計画」を命じる。しかし太公望は正面から当たったために妲己に捕まったうえ、見せしめとして罪なき人たちが妲己に惨殺されるのを見せつけられる。
感想
うーんんんんん……、(息を吸い込んでから)「話を詰め込み過ぎだろ!」
フジリューの出世作で、その昔少年ジャンプで連載していた懐かしい漫画が原作なので、物凄いノスタルジーを感じながら見ましたが……
オープニング曲はカッコいいし、作画も問題なし、声優も芝居ができる人たちが揃っている。そこまでは良い、そこまでは良かったのですが……、まさか初回からいきなり「太公望が妲己に大敗北」の辺りまで進めるとは思わなかったですよ! 総集編を見せられているかのような、手際が良いと言うより早回しし過ぎの展開に目が回りそうでした……
これねぇ。今更20年前の漫画をアニメ化するなんて、多分原作連載当時のファンだった少年が、20年くらいたってプロデューサーレベルの地位について、自分の好きな作品をまたアニメにしよう、と企画を通したものだと推測されます。まあそれは良いとしても、多分1クールしか枠が取れなかったので、原作漫画を超圧縮して詰め込もうとしている、のじゃないでしょうか。
なんというか、質がダメじゃないんですが、めちゃくちゃ忙しくて仕方ない作品になりそうで、見ていて疲れそうだ……
制作会社
C-Station
スタッフ情報
【原作】藤崎竜「封神演義」(集英社刊)
【監督】相澤伽月
【シリーズ構成】高橋ナツコ
【脚本】大草芳樹、池田臨太郎
【キャラクターデザイン】山下喜光
【音楽】井内舞子
音楽
【OP】Fear, and Loathing in LasVegas「Keep the Heat and Fire Yourself Up」
【ED】やなぎなぎ「間遠い未来」
キャスト
太公望:小野賢章
四不象:櫻井孝宏
哪吒:古川慎
楊戩:中村悠一
黄天化:KENN
黄飛虎:細谷佳正
普賢真人:島﨑信長
聞仲:前野智昭
申公豹:鳥海浩輔