オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト http://tojinomiko.jp/
放送 BS11。
【※以下ネタバレ】
第2話 二人の距離
あらすじ
可奈美は折神紫(おりがみ・ゆかり)暗殺未遂犯の姫和(ひより)と共に逃亡し、二人は共犯として手配されることに。可奈美の友人の舞衣は(大金持ちらしく)自分の人脈で可奈美たちの捜索を始める。
そして舞衣は二人を発見し、姫和を捕まえれば可奈美の罪が軽くなると言って剣を向ける。しかし可奈美は紫の背後に荒魂の気配を感じたと言い、姫和を弁護する。さらに姫和は紫こそ荒魂のボス・大荒魂で、組織は全て荒魂に支配されていると言い出す。
舞衣は二人を見逃し、可奈美は舞衣からもらったお菓子の入れ物に「困ったときの連絡先」メモが入っているのに気が付く。
感想
うーんんんんんん……、今回も厳しかった……
美少女剣士たちが怪物とバトルする、「サクラ大戦」みたいな(古い!)アニメかと思っていたら、全然違っていて面食らってます。
終盤までは可奈美の行動の理由が見えないので「こいつ何故暗殺未遂犯にほいほいついていくの……?」とイライラしっぱなしでした。で、終盤になって、「実はボスの紫こそが荒魂で、組織も全部荒魂に支配されているんだよ!」「なっ、なんだってー!?」という驚愕の事実が明かされますが……、そういう話のキーとなるところはさっさと説明すべきなんじゃ? こんな事実を二話のラストまで引っ張るなんて時間の無駄遣いに過ぎると思います……
そらまあ二クールアニメだから余裕あるんでしょうけどね……
あと、刀の名前を出されて「XXに選ばれたんです」とか思わせぶりに言われても、知識が無いので凄さが全く伝わってきません。日本刀警察になれるくらいの視聴者しか相手にしてない?
さて、このアニメのこれからの展開がどうなるのか……、私はSFドラマの「インベーダー」と「逃亡者」を足して二で割った感じになると思うんですよ。毎回二人が追手に追われながら「紫はインベーダー、もとい荒魂なんだ」と周囲に訴えると、最初は信じてもらえないけど、最後に追手が荒魂だと解って信じてもらえる。で、毎回これを繰り返して支持者を増やしていくんです。で、最終回も同じオチで、逃亡しつつ理解者を増やしていこう、とか言って旅立つシーンで〆みたいな。
とりあえず、なんか構成というか話の進め方というかに問題があるような気がするアニメです。少なくともノレる作品じゃあないよなぁ……