宇宙戦隊キュウレンジャー|テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/
宇宙戦隊キュウレンジャー | 東映[テレビ] http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/
放送 テレビ朝日系 毎週日曜 07:30~08:00
【※以下ネタバレ】
第48話 『Space.Final 宇宙に響け!ヨッシャ、ラッキー』 (2018年2月4日(日)放送)
あらすじ
ドン・アルマゲは宇宙の全ての生物を吸収して完全体になり、自分が宇宙そのものになったとうそぶく。ドン・アルマゲの正体は、宇宙に住むものの絶望から生み出された実体のない存在だった。キュウレンジャーはドン・アルマゲの圧倒的な力に叩きのめされるものの、ドン・アルマゲに吸収された人々の希望を力に変え、ドン・アルマゲを打ち破る。
瀕死のドン・アルマゲはラッキーの体を乗っ取って態勢を挽回しようとするが、ラッキーの力の前に達成できず、キュウレンジャーの総攻撃の前に完全消滅した。
二年後。宇宙に平和が戻り、元キュウレンジャーのメンバーはそれぞれの道を歩んでいた。おしまい。
ラッキー&ガル→宇宙を旅している
スティンガー、ラプター、小太郎→キュウレンジャーの後継的な組織の指令と部下
ハミィ→大学で教師を目指している
ナーガ&バランス→BN団としてジャークマターに奪われた宝物を元に戻している
スパーダ→レストランを開いて9ツ星を獲得
チャンプ→ロボレスチャンピオンで99連勝中
ショウ・ロンポー→リベリオンの総司令
ツルギ→宇宙連邦の大統領
感想
まあラストバトルはそこそこ盛り上がったし、ドン・アルマゲがラッキーを乗っ取ろうとしたもののヒーローの力の前に屈して結局敗れ去る、という展開も王道ながらまあまあ。番組終盤は低迷しましたが、ラストはなんとか形になりました。
総括
評価は△。
前半は面白かったのだけど、後半は低迷したなぁ……
遥かな未来。宇宙は「宇宙幕府ジャークマター」に支配され、人々は圧政にあえいでいた。しかし宇宙には一つの伝説が伝わっていた。それは「9人の究極の救世主が現れ宇宙を救う」というものだった……
戦隊物最多の9人のメンバーで話題になった作品(最終的には12人になった)。主人公たちが、宇宙を支配する邪悪な勢力に抵抗勢力として立ち向かう、というシチュエーションがなかなか斬新でした。正直な話、スターウォーズの戦隊版でしたが、それを戦隊でやればまた独特な趣なわけで。
ストーリー展開が一話完結形式ではなく、事実上連続ドラマになっていたのも面白く、さらに
癖のあるメンバーが仲間に加わっていく
→ショウロンポーが新戦士として変身可能に
→スティンガーの兄スコルピオとの戦い
→ツルギ登場
→ナーガが敵になる
→オリオン号が壊れて新しい船に乗り換え
と3クール目の中盤あたりまでは順調だったのですが……
それ以降が急失速。ラッキーの父親がどうたらいう展開なんかそれがどうしたって感じでしたし、ドン・アルマゲが倒しても倒しても蘇ってくる謎も引っ張りすぎてグダグダで「クエルボが敵になってました」とか言われてももうどうでもいいって感じで、最初の勢いが嘘のようなガス欠状態。
まあ最後はなんとかなりましたけど、期待していたような名作にならなかったのはがックリでしたわ……
時は遥か彼方の未来…宇宙は泣いていた。
88の星座系に区分された宇宙は、宇宙幕府ジャークマターの手に堕ち、独裁統治を許していた。希望は、失われたかのようにみえた…。
だが、宇宙には1つの伝説が伝わっていた。
『宇宙が心無き者の手に堕ち人々が涙する時、9人の究極の救世主が現れ宇宙を救う!』
キャスト
シシレッド/ラッキー:岐洲匠
サソリオレンジ/スティンガー:岸洋佑
ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ:山崎大輝
カメレオングリーン/ハミィ:大久保桜子
カジキイエロー/スパーダ:榊原徹士
オオカミブルー/ガル 声:中井和哉
テンビンゴールド/バランス 声:小野友樹
オウシブラック/チャンプ 声:大塚明夫
ワシピンク/ラプター283 声:M・A・O
ショウ・ロンポー 声:神谷浩史
スタッフ
【チーフプロデューサー】 佐々木基(テレビ朝日)、井上千尋(テレビ朝日)
【プロデューサー】 望月 卓(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)、深田明宏(東映エージエンシー
【原作】 八手三郎(講談社「テレビマガジン」/小学館「てれびくん」連載)
【脚本】 毛利亘宏
【音楽】 山下康介
【主題歌】 オープニングテーマ「LUCKYSTAR」 エンディングテーマ「キュータマダンシング!」
【コンセプトアート】 久正人
【監督】 柴﨑貴行、杉原輝昭 ほか
【アクション監督】 福沢博文
【特撮監督】 佛田 洋(特撮研究所)
【制作】 テレビ朝日/東映/東映エージエンシー