TVアニメ「三ツ星カラーズ」公式サイト http://mitsuboshi-anime.com/
放送 BS11。全12話。
【※以下ネタバレ】
第１２話（最終回） カラーズと街とひとびと (2018年3月25日(日)深夜放送)
あらすじ
カラーズが自分たちの活動を宣伝するため動画の撮影を開始。おやじの店やさっちゃんの実家の黄瀬フルーツ、ボート屋、などを撮影して、そのあとの編集とかは全部おやじにやってもらいました。
琴葉がコロッケ屋から依頼を受けたと聞き、カラーズはすぐさまコロッケ屋に向かう……、はずが、その途中にある公園に立ち寄ったところ、遊具に夢中になってしまい、ひとしきり遊んだ後には依頼のことはすっかり忘れていましたとさ。
さっちゃんの発案で、カラーズは上野の公園の花見客にいちごを売り、売り上げでベビーカステラを買うことに。そして三人は巧みなセールストークでいちごを全部売り切り、おいしくベビーカステラを頂きました。
カラーズの三人は敷布団と掛布団を引きずりながら、公園へと向かう。そして道の真ん中で布団を敷いて、寝っ転がりながら監視するというグッドアイデアを実行するが、そのうちすやすや寝てしまいました。おしまい。
シリーズ構成・脚本：ヤスカワショウゴ 絵コンテ・演出：河村智之
総作画監督：横田拓己・山本亮友 美術監督：李 凡善 音響監督：土屋雅紀
感想
まあ最終回も相変わらずの展開でした。
１本目の動画話は、フルーツ屋の親子漫才とかパン屋のコントとかが無性におかしかったのでマル。
３本目の花見編は、今までに登場したキャラクターが勢揃いしていたし、時期も春というリアルタイムに合わせていることを考えると、アニメオリジナル話かな？ それにしても就職できずに困っている学生に押し売りするという展開はちとイラっと来たぞ。
最後の話は……、布団めっちゃ汚くないか、と……
総括
評価は○（そこそこ面白かった）。
原作は「電撃大王」誌で連載している漫画で、絵柄もテーマも（殆ど連載されていない）「苺ましまろ」とダブる漫画。「苺ましまろ」が無くて物足りない読者向けの代替作品というポジションだと思われます……、原作漫画は読んだことが無かったので、どんな作品かと思いましたが、そこそこは面白かったかなぁと。
内容は、小学生三人組が、上野の平和を守るチーム「カラーズ」を組織して、色々な事件を解決する……、という名目で色々遊びまわるたわいのないもの。まあ、そのたわいのなさが当った時には面白かったです。
さて、このアニメは、一回に３本程度のエピソードが放送されるのですが、品質が全く安定していないので困りました。どういうことかというと、各エピソードの面白さにばらつきが有りすぎて……、具体的には
・面白い話 … 見ていてニッコリ
・何が面白いのか解らない話 … 見終わって「なにこれ……？」と困惑
・つまらない話 … 小学生が周囲に迷惑をかけて本人たちだけ喜んでいるイラつくエピソード
が、順番に現れるんですよね。という事で、30分間アニメを見ている間に、クスクス笑ったと思ったら、直後話の意味が解らなくて真顔になり、そのあと三人組の所業にムカついて〆、みたいな感情のジェットコースター展開になっていて、ホント油断が出来なかったです。
当たるとデカくて、第6話の「弱点探し」のエピソードなんかもう笑い転げたのですけどねぇ……
しかしまあ、ゼロ点のエピソードとか、さらにマイナスの評価の話もありましたが、全体をならして平均点を取れば「そこそこ面白いアニメ」だったように思いますので、まあ悪くなかったかなとそんな気持ちです。
上野の公園にひっそりと佇むアジト。
そこにいるのは3人の小学生の女の子たち――。
そう、彼女たちこそ上野を守る正義の組織「カラーズ」！！
結衣、さっちゃん、琴葉の3人は今日も平和な上野の平和を守るため、
日夜（嘘、夕方まで）街を駆け回るのである！！
制作会社
SILVER LINK.
スタッフ情報
【原作】カツヲ（「月刊コミック電撃大王」連載）
【監督】河村智之
【シリーズ構成】ヤスカワショウゴ
【キャラクターデザイン】横田拓己
音楽
【OP】カラーズ☆スラッシュ(結衣（CV.高田憂希）、さっちゃん（CV.高野麻里佳）、琴葉（CV.日岡なつみ）)「カラーズぱわーにおまかせろ！」
【ED】カラーズ☆スラッシュ(結衣（CV.高田憂希）、さっちゃん（CV.高野麻里佳）、琴葉（CV.日岡なつみ）)「ミラクルカラーズ☆本日も異常ナシ！」
キャスト
結衣
高田憂希さっちゃん
高野麻里佳琴葉
日岡なつみ斎藤
田丸篤志おやじ
玄田哲章さっちゃん母
名塚佳織ののか
朝井彩加ももか
東城日沙子 <<
