感想:アニメ(新番組)「ゴブリンスレイヤー」第1話「ある冒険者たちの結末」:ダーク&エロファンタジー

ゴブリンスレイヤー (GA文庫)

TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイト http://www.goblinslayer.jp/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」


辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで
銀等級(序列三位)にまで
上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだ
パーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、
ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。


彼は手段を選ばず、手間を惜しまず
ゴブリンだけを退治していく。
そんな彼に振り回される女神官、
感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。
そんな、彼の噂を聞き、
森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。

 

第1話 ある冒険者たちの結末 (2018年10月6日(金)深夜放送)

 

あらすじ

  「女神官」は、成人したのを機に、自分の能力を役立てようと冒険者として登録する。そんな彼女に、やはり初心者冒険者三人が自分たちのパーティに参加するように声をかけてきた。三人は近隣の村を襲い女性たちを攫って行ったゴブリンを退治しに行くという。女神官は若干の不安を感じるものの、他の三人はゴブリンは弱いモンスターなので心配はないと断言し、女神官も行動を共にすることになった。

 四人はゴブリンが潜む洞窟に突入するが、たちまち襲撃を受け、女神官以外のメンバーは、一人は死亡、一人は重傷、一人はゴブリンに連れ去られてしまう。女神官は重傷の一人を連れて脱出しようとするが、その前に一人の戦士が現れる。

 戦士は重傷の一人が毒で助からないと言い、本人の頼みで介錯する。そのあと、女神官をサポートにして効率よくゴブリンたちを皆殺しにした後、拉致されていた女たちを救出する。

 戦いの後、女神官は、ゴブリンが決してたやすい相手では無く、よく初心者の冒険者たちがゴブリンに全滅させられたり、生き残っても心の傷で二度と冒険できなくなったりしていることを知るのだった。


感想

 評価は○。

 知識ゼロで見たものの、漂う雰囲気通りのダークファンタジーでちょっときつかったなぁ。サブタイトルで丸わかりでしたが、油断したセリフを吐きまくっている冒険者たちがぐっちゃぐちゃにやられるは、きっちり血液の描写もするわ、ダークアンドバイオレンスな作風。しかまあ、ラストまで見ることは出来たのでそこそこ良かったとは言うべきか。


 しっかしなぁ。エロ描写がなぁ(笑) ゴブリンたちが「人間の女」の服をひっぺがして凌辱をおっぱじめたシーンは、残酷な場面の筈なのに、我知らず笑っちゃいましたよ(笑) ゴブリンと人間はまったく別の種族ですから、普通異種族に催すなんて無いと思うのですけど?


 そらまあ、ある一部のジャンル、はっきり言えばアダルト分野の、ゲームやエロ小説ではモンスターが女戦士を襲うのはごくごく当たり前の設定ですけどね(笑) この作品は雰囲気からしてもうちょっと真面目な方向かと思っていたのですが、実はエロゲの延長だったのか(笑) 今後小倉唯演じる女神官の貞操をいちいち心配しつつ視聴しなきゃならんのかなぁ(笑)

おまけ

 洞窟の中で主人公たちが小柄な化け物に襲われて……、という展開、「ディセント」というホラー映画にそっくりだ、と思いました。ちなみに、この「ディセント」、2作品有りますが、1も2も結末が極悪です……
 
 

ゴブリンスレイヤー



制作会社
WHITE FOX


スタッフ情報
【原作】蝸牛くも(「GA文庫SBクリエイティブ刊)
【原作イラスト】神奈月昇
【監督】尾崎隆晴
【シリーズ構成・脚本】倉田英之
【脚本】黒田洋介
【キャラクターデザイン】永吉隆志
【音楽】末廣健一郎



音楽
【OP】Mili
【ED】そらる「銀の祈誓」



キャスト
ゴブリンスレイヤー梅原裕一郎
女神官:小倉唯
妖精弓手東山奈央
牛飼娘:井口裕香
受付嬢:内田真礼
鉱人道士:中村悠一
蜥蜴僧侶:杉田智和
魔女:日笠陽子
槍使い:松岡禎丞

 
ゴブリンスレイヤー2 (GA文庫)