感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」第3話「蝕心毒姫」

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 オリジナルサウンドトラック

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 http://www.thunderboltfantasy.com/season2/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第3話 蝕心毒姫 (2018年10月15日(月)深夜放送)

 

あらすじ

 殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)は蠍瓔珞(カツエイラク)(高垣彩陽)の毒にやられて意識が遠のきかけるが、浪巫謠(ロウフヨウ)(西川貴教)の助けでなんとかその場を逃れる。蠍瓔珞は追撃しようとするが、そこに嘯狂狷(ショウキョウケン)(新垣樽助)たちが現れ、蠍瓔珞と対峙する。二人は西幽での顔見知りで、魔剣争奪を争っている間柄らしい。

 蠍瓔珞は魔剣「喪月之夜(モヅキノヨ)」で操った人々を襲い掛からせるが、嘯狂狷たちは何のためらいもなく人々を斬り殺してしまう。形勢不利と見た蠍瓔珞はいったんその場から逃走する。鬼鳥(キチョウ)(鳥海浩輔)は蠍瓔珞を逃がしてよいのかと質問するが、嘯狂狷は殤不患と蠍瓔珞が魔剣の取り合いで争っているところを漁夫の利を得るため、あえて見逃したと答える。

 蠍瓔珞は隠れ家に戻って態勢を立て直そうとするが、そこで魔剣「七殺天凌(ナナサツテンリョウ)」(悠木碧)が、力が欲しければ自分を使えと呼びかけてくる。蠍瓔珞はその声に屈しかけるが、何とか正気を取り戻す。

 仙鎮城[せんちんじょう]では、城主の伯陽侯(ハクヨウコウ)(拝真之介)が、蠍瓔珞の毒の後遺症により相変わらず臥せっていた。部下たちは町に医者を探しに行くが、町でも住人の大殺戮事件が発生しており、とても城に医者を呼べるような状況ではなく、虚しく引き上げてくる。ところがそこで旅の僧・諦空(テイクウ)(石田彰)が気功の力で毒消しの治療をしている場面に出くわし、諦空を城に招く。諦空は自らの命を削るような姿勢で伯陽侯に治療を施す。

 殤不患は気の力で、毒を含んだ血液を右足に固めることで小康状態となる。しかしまともに動くことは出来ないうえ、そもそもこのままにしておけば足が腐ってしまうことになる。それでも殤不患は魔剣・七殺天凌を早く封印しなければならないと焦る。そこに突然鬼鳥が現れ、困ったときには友人を頼るものだとすまして言う。

感想

 多方面で話が展開して、並みの作品ならこれ上手く整理がつくのかと心配するところですが、少なくともこのシリーズに限っては虚淵っちゃんを信頼しているので、何の心配もしておりません(笑)

 今回のテーマは悪党たちの巻物の奪い合いと思わせて、ラスボスは悠木碧演じる魔剣なんだろうなぁ。
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
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