感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」第10話「魔剣/聖剣」

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 オリジナルサウンドトラック

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 http://www.thunderboltfantasy.com/season2/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第10話 魔剣/聖剣 (2018年12月3日(月)深夜放送)

 

あらすじ

 殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)は浪巫謠(ロウフヨウ)(西川貴教)と再会し、蠍瓔珞(カツエイラク)が魔剣・七殺天凌(ナナサツテンリョウ)(悠木碧)で殺害されていたこと、そして下手人は以前殤不患が見逃した僧(=諦空(テイクウ))に違いないこと、を知らされ愕然となる。浪巫謠は殤不患の甘さがこの事態を招いたと責め、殤不患はもはや戦力にならないどころか足手まといだと言い、自分だけで七殺天凌を追うと言って立ち去ってしまった。

 嘯狂狷(ショウキョウケン)(新垣樽助)が西幽から取り寄せた隠し財産が東離に到着した。嘯狂狷はその財宝と、凜雪鴉(リンセツア)(鳥海浩輔)が持つ名刀を交換すれば、互いにそれぞれの国で足が付くことなく換金できるとほくそ笑む。ところか凜雪鴉は、嘯狂狷の財宝は自分の刀の二倍の価値があるので、このまま交換するわけにはいかないと言い出す。

 そして解決策として、まず嘯狂狷に自分の財宝を東離で換金してもらい、凜雪鴉は刀の代金分を払ってもらえば刀を引き渡すという。嘯狂狷は凜雪鴉がやたら下手に出るため何か裏があるのではと疑うが、これで凜雪鴉が何か得をするわけでも無いため、あえてその提案に従うことにした。

 そのあと、凜雪鴉は出会った殤不患に、嘯狂狷の幻覚を見破る力を持つ特製の眼鏡をそっくりの物にすり替えたと自慢する。

 嘯狂狷は自分の財宝を換金するため店に持ち込むが、箱の中に入っていたのは何故か凜雪鴉が盗んだ名刀の数々だった。店の人間はすぐに名刀が盗品ばかりであると気が付き大騒ぎしたため、嘯狂狷は慌てて逃げ出す。しかも名刀がここにあるという事は、西幽に送り出した箱に入っているのは嘯狂狷が盗賊から盗んだ財宝であり、それが人目に触れれば嘯狂狷の悪行が白日の下にさらされてしまう。それに気が付いた嘯狂狷は激しく動揺する。

 七殺天凌を手に入れた婁震戒(ロウシンカイ)(石田彰)は、刀に心酔し、出会う人間を悉く斬り殺していく。そして、護印師の砦・仙鎮城[せんちんじょう]に乗りこみ、護印師たちを次々と斬殺する。魔界の剣である七殺天凌は、ここに自分の天敵である神誨魔械[しんかいまかい]が収納されていると知り怯むが、婁震戒は七殺天凌のいう事も聞かず、戦いを続け護印師を壊滅させる。七殺天凌は婁震戒を操り切れない予感を感じ、いささか不安に駆られる。

 仙鎮城の城主・伯陽侯(ハクヨウコウ)(拝真之介)は、神誨魔械をもって単身落ちのびる。


感想

 凜雪鴉の策略が炸裂(笑) そうか、そういう手で来ましたか。ところで凜雪鴉の提案だと嘯狂狷は東離で手に入れたお金を西幽に持って帰ることになっていましたが、国が違うから通貨も違うはずで、その辺りなんかちょっとモヤッっとしたなと。それとも私の解釈間違ってますかね?

 婁震戒に出会った人が「あなたは以前であったお坊さんじゃありませんか」とか言うのだけど、よく気が付くよなぁ。思いっきり別人じゃん。

 蠍瓔珞がいなくなって女性要素がゼロになってしまい、潤いに欠けてきましたなぁ。七殺天凌は姫とか呼ばれているし、悠木碧声ですけど、所詮「物」ですし……


 次回予告を見たのですが、もしかして捲殘雲(ケンサンウン)が再登場する?
 
 

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