孤独のボドゲ 第4回:アプリがGMを担当してくれるクトゥルフ系RPG「マンション・オブ・マッドネス 第2版」 - 4Gamer.net
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「孤独のボドゲ」第4回は,アークライトが販売する,クトゥルフ神話をテーマにしたボードゲーム「マンション・オブ・マッドネス 第2版」を紹介しよう。本作はクトゥルフTRPGのボードゲーム化をコンセプトに作られた作品だ。
●クトゥルフTRGPのボードゲーム版
「第2版」ということは当然1版もあるわけで、そちらはどんなゲームかと言えば
【アナログゲーム決死圏】第7回:よく聞く「クトゥルフ神話」ってなに?定番ゲームも紹介 2ページ目 | インサイド
2015.5.22 Fri 18:01
https://www.inside-games.jp/article/2015/05/22/87842_2.html
ボードゲームでありながら、ゲームマスターとプレイヤーに分かれて遊ぶという本当にTRPGのようなシステムで遊ぶクトゥルフ神話ボードゲーム。ファンタジーTRPG風ボードゲーム『ディセント』のクトゥルフ神話版ともいえます。
各プレイヤーがそれぞれ別の探索者を担当し、怪しい建物内を探索して、建物に隠された秘密を解き明かすことを目的とし、ゲームマスターは不利な効果を発生させるカードを使ったりモンスターを操ったりして探索者たちを妨害しながらゲームを進めていきます。
単純にコマを動かしモンスターと闘いながらゲームを進めるのではなく、パズル要素もあったりするのが楽しい。また、シナリオが複数収録されており、マルチエンディングとなっているので、繰り返し遊んでも新鮮なゲームが出来るのも特徴。事前に準備がいらなくて気軽にTRPGっぽい体験ができるゲーム……と言いたいところですが、ルールは重めで事前準備と説明に1時間以上かかり、実プレイにも慣れるまでは2時間くらいはかかるので、どちらかと言うと、クトゥルフ神話を知らない人でもじっくりゲームを楽しみながら、世界観に親しむことのできるタイトルとなっています。
という作品でした。
●「第2版」はこうなった
さて「第2版」は何処が変わったかというと、
第1版は,ゲームマスター(以下,GM)となるプレイヤーが必要だったこともあって,かなりの重量級ゲームとして扱われてきたが,第2版ではGMを担当してくれるアプリが別途用意されたことで,コンポーネントの量も減り,非常に遊びやすく,そして1人でもプレイ可能になった。
アプリは,マップの構造やイベントなどをある程度ランダムで作成して,本来はルールブックを読みながらしなければならない部分を軽減してくれる。利用時には雰囲気のあるBGMを常に流してくれるので臨場感も抜群だ。本作は最大5人でプレイできるが,今回は1人でプレイするときの流れや,豪華なコンポーネントも合わせて紹介しよう。
ということで先代はプレイに複数人必要で、しかもGM役まで用意しなければならなかったという敷居の高いゲームでしたが、第2版は「友達が一人もいなくてもプレイできる」という人付き合いのダメな人間に嬉しい作りとなっています(笑)
記事の方はコンポーネントやプレイの様子の紹介もなかなか見やすく、結構読み応えありますよ。クトゥルフネタ好きの人はよろしければご一読を。