感想:アニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第23話「風の吹く帝都」

この世の果てて?恋を唄う少女(YU-NO盤)

TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」公式サイト http://yuno-anime.com/
原作ゲーム http://yu-no.jp/
放送 BSフジ。全26話。

【※以下ネタバレ】
 

第23話 風の吹く帝都

 

あらすじ

 たくやはクンクンの最後の願いを聞き届け、クンクンを手にかけた。

 その後、たくやとアマンダは砂漠を踏破し、ようやく帝都までたどり着くが、互いに指名手配されているため、バラバラにレジスタンスのアジトに向かうことにする。たくやはすぐに兵士に見つかるものの、なんとこの世界にいた絵里子がたくやを助ける。

 絵里子はたくやの封印していた記憶を元に戻し、たくやは絵里子が次元監査官で、A級次元犯罪者(龍蔵寺)を追っていたことを思い出す。絵里子(本名:エィッリィククワッドゥロッウ)もまた龍蔵寺を追ってデラ=グラントに来ていたのだった。絵里子はたくやに、デラ=グラントが400年毎に同じ歴史を延々と繰り返している事を教える。

 たくやはレジスタンスのアジトでアマンダやテオ・カーツたちと合流に成功した。たくやは収容所でつけられた首輪を外した際、中に超念石が入っていたことを発見し、これを持ち帰れば神奈が助けられると喜ぶ。

 翌日、遂にレジスタンスは決起し、神帝の居城に乗り込む。レジスタンスはアマンダとたくやの率いる二隊に分かれて行動するが、たくやの隊を神帝の側近である仮面の女たちが襲撃してきた。たくやは仮面の女の正体が成長したユーノであることを知り呼びかけるが、ユーノは構わずたくやに剣を向けてくる。


感想

 ここに来て、ようやく話が現世編と繋がった……、ここまで長かったなぁ……、まあたくやが父親になるとかユーノの成長とか色々と新しい環境を作り出すための、それなりの時間が必要だったのも解らなくも無いのですが……、正直、ここまでの過程はひたすら退屈だったとしか……

 ゲームの方も、プレイした内容は殆ど忘れているのに、「異世界に行ってからキツかったなぁ」という苦い感覚だけはしっかり覚えていたのですが、その理由がようやく再認識できたというか。もうちょっとなんとかならなかったんですかね。


 たくやが首輪から超念石を見つけて「これであとはリフレクターデバイスさえ取り戻せば神奈のところに帰れる」と言っていましたが、ユーノの事忘れてない? ボーダーに住んでいたころは「家族がいるから元の世界に戻らない」とか言っていたのに。そしてもしここで戻ったら、デラ=グラントの体験は「超長かった夢」という事になるのか。凄いな。


 神帝の居城襲撃前夜に、アマンダがたくやに意味深なお願いをしてくるのが、「ああ、いかにもオリジナルはエロゲだなぁ」とか感じられて、微妙にうれしくなりました(笑)

参考

▽現世編
・1~6話(6回) 亜由美編
・7~11話(5回) 澪編
・12~13話(2回) 絵里子編
・14~17話(4回) 神奈編
異世界編 18話~
 
 
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